MotoGP

ザルコ『思うように速く走れない』2018セパンテスト

『ザルコ:思うように速く走れない』

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★ヨハン・ザルコ(ヤマハテック3)がセパンテスト初日を8位、2日目を6位で終えた。

★テスト2日目に向け、2分の壁を切ると言うザルコ選手の目標は達成された(1:59.702)。

★ザルコ選手のコメント。

【不満もいくつかある?】
「今日は、昨日と同じフレームを使ったんです。ヴァレンシアで使ってたやつで、いわゆる『17.1』バージョンってやつです。活用できそうなポテンシャルはあると思うんですけどね。ただ、他の選手らは伸びていってるんで、その点はちょっと心配してます。でも、2分切れたことは嬉しいんですけどね。」

【全てが期待通りに進んでいるわけではない…】
「あいにく、スピードがちょっと足りないんですよ。明日はもう少しリズムを出して行こうと思ってます。どの方向に進むべきか、チームと一緒に検討しながらね。
タイヤ消耗に関しては、タイヤがまだタレない辺りから、ポジティブな手がかりは得られてますから。」

【テスト2日目を終え、どんな感じ?】
「マシンに対して信頼感はあるし、コンスタントに走れてると思います。ただ、スピード面で苦戦してしまって。今も言った通り、今日はなんだかゴタゴタした日で、昨日からの問題をずっと引きずっているんですよ。何かしら変えては見てるんですが、思った方に行ってくれなくって。終盤は加速でプッシュしようと頑張ったし、2分切れたことは満足してます。切れるとは思ってなかったんで。」

【2016年版と2017年版のフレームの、どちらにするの?】
「まだ分かりません。去年10月の時のパフォーマンスと、それほど大差ないんで。とにかく、このままチームに色々な情報を提供して、その後、ヤマハが全ての選択肢を提示してくれるでしょう。残念ながら、マシンの良いところを引き出せないようなら、変えなければならないでしょうね。まぁ、とにかく、まだ第1回目テストだから。」

【2016年版と2017年版のマシンの違いは?】
「そんなに違いませんよ。決定的な側面はいくつかあるけれど、でも、どちらかと言うと、ライダーに依るって感じですね。あと、フレームやトラックにも依るし。昨シーズン、(ヤマハの)ファクトリー選手らも、色々な解決策を試してたじゃないですか。」

【2017年版フレームは…】
「もし、2分切れなかったら、すぐに古い方に…2016年版に変えてたでしょうね。去年10月のレースと比べ、1周タイムはそれほど悪くないんで、そう言う点では希望はあります。今も言った通り、ヤマハはいくつかの選択肢を提示してくれるだろうし、マシンのパフォーマンスを変えるには本当にちょっと手をいれるだけで良いんですけどね。」

(2018年01月29日『Gpone』記事参照)


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POSTED COMMENT

  1. *** より:

    昨シーズン末のテストでは気にしていなかったみたいだが、
    じっくり乗ると、ロッシたちが苦しんだ理由が見えてきたのだろう。

    しかし、契約の手前、悪いことは言えないし…。

    ヤマハの担当エンジニアは十分理解していると思うが、
    問題は彼らエンジニアに解決の技量があるか、
    諦めていないかだ。

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