『バウティスタお金の話、トレーニング、タイヤ秘訣…etc』
★スーパーバイク世界選手権(SBK)でアルヴァロ・バウティスタ(ドゥカティ、34才、56kg)がこれまでの全12戦で11連勝し(1戦中止)、断トツ総合首位に就いている。
★バウティスタ選手は2006年に125ccクラスでタイトルを獲得し(アプリリア)、2008年250ccクラスで総合2位だった(アプリリア)。
2010年にモトGP昇格したが、然るべき強さのマシンに乗ったことはなく、唯一、2018年フィリップアイランド戦でホルヘ・ロレンソ代役としてドゥカティ・ファクトリー機に乗った際、首位を10周回走行し、最終的に4位を獲得した。
★現在、バウティスタ選手はレース優勝する度に3万ユーロ(約378万円)の報奨金を受け取っており、それだけでもダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ・モトGPファクトリー)の1年間の契約金額に迫っている。
★バウティスタ選手は体調管理に細心の注意を払っており、毎晩8時30分に就寝、毎朝5時30分に起床し、ジムでのトレーニングを日課としている。レースウィークエンドでも同様で、年間360日のトレーニングを行っている。
★栄養管理にも気を配り、SBK開幕に向けてフィリップアイランド入りした際は、ドゥカティ・ホスピタリティのシェフらにレースウィークエンド中に摂取する食品の細かなリストを渡していた。各メニューは朝昼晩および初日〜最終日まで全て決められている。
★SBKで使用されているピレッリタイヤはモトGPのミシュランとはかなり異なるが、バウティスタ選手には特に大きな問題にはなっていない。
秘訣は他の選手よりかなり高めのタイヤ圧にすることで、これによりカーカスがかなり安定し、よりグリップを得ることができる。
★バウティスタ選手が使用しているドゥカティSBK機は、エンジンが2015年にモトGPで使用されたV4である。
電制システム(マニェティ・マレッリ)はモトGPより洗練されている。これはコントロールユニットやソフトウェア、慣性プラットフォームがワンメイクではないからである。
★なお、チームメイトのチャズ・ディヴィスは2気筒のドゥカティSBK機では常に総合2〜3位だったが、今年は新エンジンに苦戦して2回しか表彰台に上がっていない。
★バウティスタ選手のチーフメカニックのジュリオ・ナーヴァはモトGPで長らく経験を積んだベテランである。(ホンダHRC4年、アプリリアではバウティスタ選手を担当)
★バウティスタ選手は他のSBKライダーとは作業手順が異なり、FPでは常に同じスタンダードセッティング(サーキットやコンディションにより多少異なる)から始め、基本的にほどんど手を加えない。
(参照サイト google 翻訳:『La Gazzetta dello Sport』)
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知識薄で恥ですがSBKのレギュレーションは市販車ベースのモディファイマシンかと思っとりました。DucatiのSBKチームは2015のモトgpマシンエンジンを使用しているんですね。アゥルヴァロはこのままの勢いタイトルを取って欲しいです。
ペトルッチ…。
え?そうなんですか!?
カワサキはモトGPに出ない分、相当なスペシャルEgだと聞いたことはあります。
ペトルッチ の3万ユーロって本当?
3万×11レース分でしょ
MotoGPのエンジンをそのまま使っているのではなく、2015のMotoGPマシンのエンジンをベースに市販車のV4Rのエンジンが作られている。という事ではないでしょうか
ほとんどベースセッティングで微調整する程度?それで決勝も走るって事ですか?
だとするとパニV4の素性が凄いのか、バティとの相性バッチリなのか、バティのキャパが凄いのか?凄すぎる。