『フラミーニ&マレッリ:クアルタラローの研究もしている?』
★ヤマハファクトリーでテレメータを担当するマッテオ・フラミーニ氏(ロッシチーム)とダヴィデ・マレッリ氏(ヴィニャーレスチーム)は常に互いのライダーのデータを公開し、マッピングやストラテジーについて話し合っている。また、プライベートでも良き友人関係にある。
★両氏が受け持つ作業は、各ライダーと共にデータを読み解き、トラックのどの地点の走行を改善できるかを突き止めていくことである。
★セパンGP中、フラミーニ&マレッリ氏が次のように語った。
[ 中編はこちら ]
【最近では、上手くいくかどうかはテレメータ担当の力量次第みたいに言われているが…】
マレッリ(ヴィニャーレス担当)
「結局、電気系統の作業と言うのは、車台の作業と並行して進められなければならないんですよ。すべてを上手く機能させられるようにね。
車台は良いのにエンジンが駄目だと、たいした走りはできないから。各エリアの作業は同じペースで進めていかなければならないんです。」
【クアルタラロー選手の各ラップを研究したりもする?】
フラミーニ(ロッシ担当)
「あぁぁ…そう言うことを訊かれてもねぇ。ちょっと、はっきりとは…まぁ、ヴァレやマーヴェリックと同じぐらいってところですかねぇ。
ファビオもかなり強烈なハードブレーキングができるライダーですよ。ルーキーだって言うのに、このマシンをビシッと止めるにはどうすべきかを完璧に把握してますね。
あと、コーナー立ち上がりでのヤマハ機の強みを、みごとに活用できていますよ。」
マレッリ(ヴィニャーレス担当)
「ゼロコンマゼロ何秒かの違いってとこですね。クアルタラローが速い地点もあれば、うちの方が速い地点もあって。
まぁ、ファビオにはプレッシャーがないですしねぇ。」
【マルケス選手の転倒持ち直しについて、どう思う?】
フラミーニ(ロッシ担当)
「特にこれと言ったメカニズムはないでしょうね。マシンの動きに対して、ひたすら身体を使って対応していると言う能力なのでしょう。」
マレッリ(ヴィニャーレス担当)
「まさにその辺について、マルケスのテレメータを見てみたいんですよねぇ。ああ言う瞬間、いったい何が起きてるものなのか。」
[ 完 ]
Flamigni e Marelli: parlano i 'cervelli elettronici' di Rossi e Vinales: ESCLUSIVO I telemetristi di Valentino e Maverick: "fra di noi c'è collaborazione totale. Valentino analizza i video in pista e i dati degli altri piloti, Maverick studia anche… https://t.co/i0BmOpbmSN pic.twitter.com/MIoU9Q3xSt
— gpone.com (@gponedotcom) November 4, 2019
(参照サイト google 翻訳:『Gpone』)
クアルタラロー選手がセパン戦でタイヤ選択をミスった?って話は有料閲覧『note』で!!
結局マルケスとの能力差は電気系統の作業では埋められないんだな。
マルケスも以前、今のMOTOGPマシンは電制無しでは乗れないって言ってたけど、個人的には電制無しでライダーの操作だけのレースも見てみたいなぁ、
エンブレ制御ぐらいはあってしかるべきとは思うけど、トラコン無しの方がライダーの腕の差が出ておもしろそう。