MotoGP

2020 セパンテスト最終日【モトGP:リザルト&トピックス】

『2020 セパンテスト モトGP 最終日』

★2月7〜9日、セパンサーキットでモトGP公式テストが行われた。

★2月2〜4日のシェイクダウンではポル・エスパルガロが総合首位(1分59秒444、KTMファクトリー)だった。

★2019年セパンテストの総合首位はダニーロ・ペトルッチ(1分58秒239、ドゥカティファクトリー)だった。

★ミシュランが用意したタイヤは以下のとおり。
2019年セパンGPと同じタイヤ(リアのハードタイヤは誰も使用しなかったため、今回はなし)。
耐久テスト用のリアタイヤ2本ずつ。フロントタイヤの新ハード(※ファクトリーのみ)。
ミザノ/ヴァレンシア/ヘレステストで試用された新構造ソフトタイヤ(2021年向け、コーナー進入改善が目的)。
フロントの左右非対称タイヤ(ハード。セパンGPで投入される可能性あり)。

★9日(最終日)は午後5時半前から降雨。早めにテスト終了。

★首位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハ・ペトロナスSRT)。ヤマハ勢トップ。3日間連続首位(初日は2019年版マシン使用)。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは13位(VR46ライダーズアカデミー)。

★2位カル・クラッチロー(ホンダLCR)。ホンダ勢トップ。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは22位。

★3位アレックス・リンス(スズキファクトリー)。
チームメイトのジョアン・ミールは10位。スリップ転倒。
テストライダーのシルヴァン・ギュントーリは24位。
テストライダーのタクヤ・ツダは27位(最下位)。
スズキ勢は4時前にテスト終了。

★4位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ・プラマック、VR46ライダーズアカデミー)。ドゥカティ勢トップ。サプライズ。
チームメイトのジャック・ミラーは8位。

★5位ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは18位。
トップスピードの改善を図るべく、両選手のマシンにエアロダイナミクステストを実施。両選手とも1台のみカウル両端にディフレクターを搭載(空気の流れが改善されるはず)。
テストライダーのホルヘ・ロレンソは20位。10時半頃、初出走。2日目はロッシ選手のコーチを務めていた。
テストライダー1は26位。

★6位ダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティファクトリー)。
チームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾは14位。

★7位ポル・エスパルガロ(KTMファクトリー)。
チームメイトのブラッド・ビンダーは17位(ルーキー、モト2総合2位)。
テストライダーのミカ・カリオは25位。転倒。
KTM勢は4時前にテスト終了。

★9位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)。レースシミュレーション実施。
テストライダーのブラッドリー・スミスは21位。

★11位ミゲル・オリヴェイラ(KTMテック3)。
チームメイトのイケル・レクオナは23位(ルーキー)。

★12位マルク・マルケス(ホンダファクトリー、今季モトGPチャンピオン)。人差し指用のリアブレーキ試用。今回のテストで2回目の転倒(第14コーナー、スリップ。本人によると「疲れたため」)、ケガなし。手術後の右肩が完治していない。
チームメイトのアレックス・マルケスは16位(ルーキー、今季モト2チャンピオン)。

★15位ヨハン・ザルコ(ドゥカティアヴィンティア)。2019年版マシン使用。
ザルコ選手が2日目終了後、次のように話した。
「今のところ僕のライディングスタイルはドゥカティ機にピッタリ合ってはいないんですよ。それで(合わせるのに)時間をかけてるんです…ポテンシャルはあるって感じなんでね。
いくつか変えなければならない箇所があって…単純じゃないんですよ。とにかく、いずれ速くなるでしょう。」

チームメイトのティト・ラバトは19位。

★次回の公式テストはカタールで、2月22日より。

(参照TV放送 『Sky Sport MotoGP HD』)


『2020 セパンテスト最終日 モトGP』





『2020 セパンテスト3日間総合 モトGP』





ご意見番ペルナット氏がヤマハのライダー人事を大絶賛してる話は無料閲覧『note』で!!

GIVENCHY ジバンシー メンズクルーネックTシャツ BM70CQ3002 ブラック

POSTED COMMENT

  1. しゃぶ太郎 より:

    某雑誌に上位を走ると「珍事」とまで書かれるアプリリアやKTMも、確実に調子を上げている様子で活躍を期待したいです。

    鉄フレーム&WPショック、小ぶりなウィングと独自路線を貫くKTMと対照的に、アプリリアは狭角V4を捨て馬力を上げたとされる90°V4に、ハンマーヘッドウィングでダウンフォースを稼ぎ電制への依存度を下げる17年のドカに近しい構成に回帰しているのも興味深いです。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

 

ITATWAGP | イタたわGP