『モトGPライダー契約まとめ、現状と予想』
★モトGPクラスにおける2021年の選手ラインナップが徐々に決まっているが、6月にはさらに動きがある模様。
★ヤマハ
・ヴァレンティーノ・ロッシとペトロナスが早々に合意しそうな気配だったが、ここに至って、引退の可能性も漂い始めている。
もし引退を決めた場合、ペトロナス加入の第一候補はシャヴィ・ヴィエルジェ(モト2)と見られている。
★ドゥカティ
・ジャック・ミラーのファクトリー昇格が決定したため、プラマックチームの後任にはホルヘ・マルティンを考えており、既に口頭での約束は交わしている。ただし、ロレンツォ・バルダッサッリにも、いまだ若干の可能性が残っている。
・ドゥカティファクトリーとアンドレア・ドヴィツィオーゾは、いまだ交渉中。金銭的な問題だけではなく、ドヴィツィオーゾ選手からモトGPプロジェクトへの確固とした保証とマシン改革が求められているため。
★ホンダ
・アレックス・マルケスは今年のみの1年契約であり、契約更改の有無が決定するのは8月の模様。
・カル・クラッチローはホンダLCR残留を希望してホンダHRCと交渉しているが、決定権を持つホンダHRCはポル・エスパルガロに目を向けている模様。
なお、ホンダLCRのルーチョ・チェッキネッロ代表はクラッチロー継続を希望しているが、ホンダHRCから「2週間待つように」と言われている。
★KTM
・現在の4選手(弟エスパルガロ、ビンダー、オリヴェイラ、レクオナ)との契約更改を希望しており、既にオファーも出している。
★アプリリア
・アレイシ・エスパルガロとの契約更改は交渉がかなり進んでおり、合意まで間近である。同選手は将来的にアプリリアでキャリアを終えることを希望しており、今回が最後の契約になると考えている。
・アンドレア・イアンノーネはドーピング判決に控訴中であり、その判決が出るのが夏の終り頃になる可能性あり。同選手にはドゥカティ・プラマックへの移籍の可能性も出ているが、あくまでもアプリリア残留が第一優先とされている。
なお、もし先のドーピング判決が有効とされた場合(※2021年6月まで活動停止)、契約更改は不可能と見られている。
・イアンノーネ放出となった場合、後任の候補は以下のとおり。
ドヴィツィオーゾ選手の契約額レベルでは、既にマシン開発に多額の投資をしたアプリリアには獲得不可能である。
クラッチロー選手がアプリリアに話を聞きに行っていたが、本格的な交渉には至らなかった。
ダニーロ・ペトルッチに関しては、アプリリアとは既に2年前に話し合いの場を持ったことがあるが、その際はドゥカティファクトリーと合意に達した。しかし、今回は双方にとって良縁と見られている。
#MOTOGP – Mercato piloti che potrebbe riservare non poche sorprese. #HRC sta riflettendo sul futuro di #CalCrutchlow. #AndreaIannone attende la decisione del TAS. Potrebbe scattare un effetto domino. https://t.co/hpSJBY2WT6
— corsedimoto (@corsedimoto) May 29, 2020
(参照サイト google 翻訳:『Corse di moto』)
(参照サイト google 翻訳:『Gpone』)
カピロッシ&メランドリのドゥカティ離脱裏話については有料『note』で!!
HONDAのポルへの動きがキナ臭いですね
今のRCとカルとの相性は伸び代が期待薄だし、マルケス弟は未知数、ナカガミは走ってみなければわからない、となるとテコ入れはしたいところ
ここが動けば継続気味だった2021年の流れが変わりそう
2週間はカルとの話し合いとポルがKTM残留を決めるかどうかの期間かな
ポルの話を聞く限りKTM残留を決めると思うから結局2021年以降もそんなにライダーの移動は無さそう