ロッシ『次のテストでは進むべき道を変えなければ…』2021 カタールテスト

『ロッシ：次のテストでは進むべき道を変えなければ…』

★3月7日、カタールテスト2日目でヴァレンティーノ・ロッシ（ヤマハ・ペトロナスＳＲＴ）が20位だった。

★テスト初日のタイムを更新することはできなかった。

★なお、その他3名のヤマハ選手は上位7位までに入っている。

★ロッシ選手のコメント。

【かなり苦戦しているようだが…】
「今日は厳しかったですね。速い走りができず、リアのグリップを出すのに苦労してしまって。色々と試してはみたけど、上手いこと解決できず…特に加速で苦戦してるんですよ。
とりあえず、次のテストまで2日間あるんで、その間にデータを研究して備えておきます。」

【シーズンは新たに始まったものの、問題は依然としてそのままと言うこと？】
「毎回、違う問題が出てきてしまうんですよ。新しいものも試してみましたよ…2021年版フレームとかね。でも、似たような手応えしかなくって。
次の3日間テストでは（3/10〜12）、別のマテリアルも試せるんですよ。でも、とにかく、荷重配分を変えて、コーナー立ち上がりでもっと強い走りができるようにしないと。」

【セッティングの問題なの？】
「もっと操縦しやすいマシンにしようと頑張っていて、ミックスさせると良い感じなんだけど、加速での失速が大きすぎるんですよ。それで、高速コーナーで苦労してしまって。」

【新フレームはクアルタラロー選手もイマイチだと言っていたが…】
「どちらかと言うと2019年版の方ではなく、2020年版に近い感触でね。操縦していて、大きく変わった感じはないんですね。」

【20位と言う順位と、首位クアルタラロー選手と1.768秒のタイム差となら、どちらが最悪って感じ？】
「両方ですね。今日はマシンの乗り心地が全然良くなかったんですよ。あまり速くもなかったし。
データを研究して、別の道を模索していかないと。」

【異父弟ルーカ・マリーニが18位で、ロッシ選手より上位だったが…】
「セッション終盤、僕はマシンに問題が出てしまい、高速タイムが出せなかったんですよ。本来なら、もっとタイムを削れてたんですけどね。
とにかく、ルーカのことは良かったと思ってます。本人と話す機会があったんですが、喜んでたから。今日はペースが良かったらしく、昨日よりも良くなったって言ってました。」

【カル・クラッチロー（テストライダー）とは話してみた？】
「セッションが始まったばかりの時、一緒に2〜3周走ってみました。まぁ、たまたま遭遇したんですけどね。カルとも話したし、ガルブゼラ（元チーフメカニック。現在はテストチーム担当）とも話しました。
カルのフィードバックは重要だし、速い走りをしてますね。これまでホンダ機に乗ってただけあって、なかなか面白いアイデアを出しているんで助けになってくれるでしょう。
昨日、ヴィニャーレスともちょっと話ができたんですよ…モバイル・クリニックで会ったものだから。ただ、僕とは作業の内容が違うんで、あまりマシンの話はしませんでした。
今日、ヴィニャーレスはファビオやフランコと同様に速かったじゃないですか。ヤマハにとっては良い日だったでしょうね。」

Rossi: "Il nuovo telaio? Simile al vecchio e non ho grip al posteriore": "È stata una giornata difficile, dovremo studiare i dati e trovare una nuova strada per il bilanciamento. Ho parlato con Crutchlow, ci potrà aiutare" https://t.co/M0HkWEhb54 pic.twitter.com/sfWg2KfsEs

— gpone.com (@gponedotcom) March 7, 2021

（参照サイト：『Gpone』）
（Photo：Instagram）

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