MotoGP

ロッシ『2022年の現役継続はかなりかなり難しい』2021オランダGP

『ロッシ:2022年の現役継続はかなり難しい』

★6月24日、オランダGPの木曜会見でヴァレンティーノ・ロッシが次のように話した。

【VR46チームとドゥカティのプライベーター契約が公表されたが、スポンサーのアブドルアジーズ・ビン・アブドゥラ・アール・サウード王子がロッシ選手の加入を望んでいるようで…】
「来年、現役を続けるかどうかはまだ決めてないんですよ。夏季休暇中に、じっくり考えたいと思ってるんで。あと、ヤマハやペトロナスとも話し合わなければならないし。
僕としては好リザルトを取りたいと思ってるんです。今年は、ここに至るまで素晴らしシーズンとは言えませんから。2022年に僕がレース参戦するのは難しいでしょうね。
王子はプッシュしてくれてるけど、現時点ではかなり難しいでしょう。」

【王子がそう思っていることは知っていたの?】
「王子とは何度か話したんですが…いつも『2022年も続けなよ』ってプッシュしてくれるんですよ。ただ、公式なコメントで言うとは思ってませんでした。
彼にも同じように言っておきましたよ…『ドゥカティ機に限らず、どこのマシンでも、来年の参戦はかなりかなり難しい』とね。」

【二輪レースへの情熱はまだ冷めていないのでしょ?】
「単純な仕事とは違って、金銭的な面だけでは続けられないものだから…。二輪レーサーなら誰でも、『好きだから』って言う気持ちが原動力になっているでしょ。ほんの子供の頃から、それは分かってるんですよ…オートバイに乗っていると、自分の道が見えてくるんです。
僕自身、その気持に変わりはありません…今だって、マシンに乗っていると楽しくて堪らないから。ただ、リザルトは重要ですからね。
この手の生き方って言うのは、実にストレスが大きくて…トレーニング三昧なうえ、常にプレッシャーだらけで…外部からのプレッシャーと、自分がかけるプレッシャーとね。
情熱の問題ではないんですよ。ただ、それなりのリザルトが取れるのかどうかを見極めなければならない…あらゆるスポーツにおいて、そこが違いを生み出していくんですからね。」

【ロッシ選手が参戦しなくなっても、ロッシ選手のチームは参戦するわけだが…】
「皆、大喜びしてますよ。鼻が高いですよね…10年前、ライダーズ・アカデミー創設と共に生まれたプロジェクトだし、これまでモト2/モト3クラスでずっと頑張ってきたわけだし。
関わった者すべてが感激してます。ドゥカティと組み、マシンもライダーもチームもオール・イタリアンでね…大喜びですよ。」

【ロッシ選手はヤマハと組んで、モトGPチームを作るのではと大勢が思っていたのだが…】
「僕とヤマハの関係は良好だし、これまでのキャリアでヤマハとは実に良い時を過ごしてきたと思ってます。ヤマハと一緒にチームを作れたら良かったのだろうけど、ペトロナスがプライベーター契約を更新したがっているから…話し合った結果、こう言う風にすることにしたんです。これで八方丸く収まるわけでね。ドゥカティと契約できて嬉しいですよ。マシンは速いし、アカデミーのことも常にサポートしてもらってきてるんで。
ただ、気持ち的には、僕はこの先もずっとヤマハライダーですけどね。」

【ドゥカティにした決め手は?】
「いくつかのメーカーと話してみたんですが…この手の交渉事は背後に多くの事柄が絡んでくるんで、費用やサポートなど色々と検討しなければならないんですよ。
最終的にドゥカティとヤマハにしぼり、ドゥカティにしたわけです。理由は、うちがチャバッティ(スポーツディレクター)やダッリーニャ(ゼネラルディレクター)と良好関係にあること、マシンの戦闘力が高いこと等で…ドゥカティとは上手く分かち合っていける部分が多いと思うんですよ。特に、イタリアの若手ライダー育成と言う面においてね。そこが決め手になりました。」

【では、現役ライダーとしての話に戻して…今回のオランダGPについては?】
「良い所ですよね…過半数の選手が好きなトラックでしょ。歴史あるサーキットだし、トラックデザインも素晴らしいし。手を加えられているとは言え、クラシックなトラックの風合いは残ってますからね。
ここは、いつ来ても走るのが楽しいんですよ。」

【本日よりロッシ選手は、アッセンの名誉市民権を付与されたが…】
「名誉なことですよ…アッセンと言えば、二輪レーサーにとってもファンの皆さんにとっても重要な場所だから。有名なサーキットだし、魅力的な場所でしょ。
僕はラグーナセカのサーキットの鍵も贈与されてるんで、これで2ヶ所ってわけでね。僕ら二輪レーサーにとっては、アッセンと言えばサーキットなんだけど、でも、昔、町に出て、夕食を食べに行ったことがあるんですよ。とにかく、ここは常に楽しめますね。」


(参照サイト:『Gpone』)

来年、ロッシはドゥカティ機でモトGP参戦する可能性はあるのか?って話は、note『2021カタルーニャGPまとめ』でどうぞ!

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POSTED COMMENT

  1. yzregdesigner より:

    >気持ち的には、僕はこの先もずっとヤマハライダーですけどね。

    ・・・・なんと泣ける言葉でしょう。
    周りが救われるような、幸せな気持ちになるような言動が彼の魅力なんでしょうね。

    2004年の南アフリカGPでレース後にマシンをハグするような仕草が関係者をどれだけ感激させたか。

  2. ヤマハ党 より:

    いよいよですね。

    昨今のVR46のニュース、そしてロッシがDUCATIで走る可能性がゼロ であることを祈ってました。あなたはヤマハライダーの誇りです!俺のヤマハはロッシのヤマハです!

    今年の茂木は残念で仕方ないけど、
    この先もサーキットで会えること祈ってます!

  3. maxtu より:

    > ラグーナセカのサーキットの鍵も贈与されてる

    これ凄いね
    現役ライダーでここまで賞賛されるってねぇ
    ヴァレが走ってくれてるだけで良いというファンは多いけど、きちんと現実を見てる感じですね
    残念なのは今年の日本GPが中止になってしまったこと
    鈴鹿は安全性が改善されないと走らないだろうし、日本で観ることは叶わないのかな

  4. kai より:

    せめて最後に鈴鹿8耐参戦を!でも今年はヤマハファクトリーは出ないんですよね。

  5. WR#1 より:

    ヤマハでキャリアを終えて、第2のレース人生はチームオーナーとして母国メーカーのドゥカティで。
    こうなるのが1番素晴らしいがと思いますねぇ。

  6. ns より:

    あぁ、、、ロッシとヤマハ(関係者)とはかなりギクシャクしちゃったけど、M1との蜜月は冷めていないんだねえ

    VR46のライダーに、ってのも、ロッシの気持ちとしてはそう簡単ではないのかもなー

  7. スペンサーレプリカ より:

    ロッシの口から来年の継続がかなり難しいっていうような具体的な回答は今回がはじめてじゃないかな?

    これ実質的には引退表明に近いコメント~。。。

    ロッシには黄色に染まったムジェロなんかで引退表明してほしかった。もし、本当に今期で引退したら、来シーズン観客の前であらためて引退セレモニーとかやって欲しいなぁ。

  8. アンドロイド より:

    いやいや、来年ドゥカティで走るでしょ!?
    皆さん何をしんみりしちゃってるのか、、、

  9. ローソンメット より:

    まだ勝てるマシンが有れば勝てる。そう本人は思っている筈。噂されているロッシヤマハ復帰時の契約条項「今後他社には行けない」にしても、違約金はアラムコが気持ち良く払ってくれるでしょうしね。

  10. 欧州至上主義 より:

    ロッシが嫌悪する鈴鹿で8耐とかあり得んでしょう。今の現役MotoGPライダーで鈴鹿8耐に魅力感じる人なんていないでしょう。

  11. としあき より:

    そもそも”かなり難しい”程度でサジを投げるような人じゃないでしょうこの人…伝説ですよ
    存在が噂されるヤマハ復帰時のヤマハ生涯契約がドゥカティでの現役続行で難所になってるのかな

    このままヤマハと添い遂げてほしい純情派の人が
    ロッシにそのまま引退してほしいと書き込んでいるみたいでびっくりする
    今の女(ヤマハ)と心中するよりも昔の女(ドゥカティ)とまたくっ付くドロドロのロマンスのが好きだけどね
    またその昔の女がロッシすら手を焼くジャジャ馬から変わってるし

  12. 半世紀 より:

    24時間365日、自らを律してフィジカルとメンタルを維持し続けるモチベーションは楽しいと感じられるバイク競走でしょう。
    得られる喜びと費やす努力が見合わない状況と認識確認された時に決断されるでしょう。
    数多のファンの中の一人のたわごとですが生まれ変わった母国メーカーのマシンも試してから最終決断してほしいです。
    doctorには疾走している姿に直接手を振りありがとう!を伝えたいから

  13. タディの星に願いを より:

    いい話 プレスカンファレンスいい雰囲気だったかと 追い込まれて辞めるのではなく、新たなレガシー作りの感動の引退会見となりそうです

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