『ロッシ:弟に抜かれたが…シルバーストンでは覚えてろよ!』
★8月15日、オーストリアGP決勝戦でヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ・ペトロナスSRT)が8位だった。
★ロッシ選手のコメント。
【今回は熱狂的なレースだったが…】
「その通り。本当に熱狂的で、もの凄いレースでしたよ。ラスト3コーナーって辺りで、タイヤを履き替える頃合いになってきて…あの辺りで、替えない決断をしたんですよ。ラスト5周しかなかったんでね。
ラスト3周辺りでは3位を走っていて…表彰台にも上がれそうだったわけでしょ。まぁ、最終リザルトは僕にとってもチームにとっても良いものだったし…今、うちのチームは苦戦中なんだから。」
【なぜ雨の中をスリックタイヤのままで行こうと思ったの?】
「普段ならスリックでなんて走らないけど、ただ、雨脚は徐々に強くなっていったものだから、当初、大変だったのは第3と第6コーナーだけだったんですよ。それ以外の路面は乾いてたし、タイヤやブレーキの熱を保ったまま走れてたんです。ところが、ラスト2周辺りからアッと言う間にミスをしそうな感じになってきて。とにかく、マシン交換しなかったのは正解でしたね。」
【その後、異父弟ルーカ・マリーニと競り合っていたが…】
「あの瞬間、ルーカと凄いことになってねぇ。ここのトラックは競り合いになるだろうなぁ〜と思ってたんですよ…同じようなペースだったから。レクオナとも良い競り合いができたしねぇ。
正直なところ、皆で楽しめましたよ。問題は、あの2人の年を足すと、だいたい僕の年になるってことで(笑)。とにかく、皆で楽しめたし、最後はルーカに抜かれてしまってねぇ。『シルヴァーストンでは覚えてろよ!』って感じでね。」
【タイヤ交換をしないと決めた時、周囲はどんな感じだったの?】
「他の選手らは僕がピットボックスに戻らないのを見ていて…僕の後ろの選手らは真似をしたわけでしょ…礼をしてもらわないと(笑)!」
【最後、KTMとレッドブルリンク・サーキットがロッシ選手にオマージュを捧げていたが…】
「感動的でしたね。ヘリコプターとか、KTMからの感謝の横断幕とかね…。今日は本当に良い日でしたよ。初めて観客がいる状態で…普通の状態でね。黄色いTシャツとキャップのファンが大勢いてくれてねぇ。」
【VR46チーム関連で、なにかニュースはある?】
「現在、どう言う状況なのか良く知らないんですよね。来週になったら、もう少し何か分かるでしょう。ただ、チーム自体は既に結成されてますからね。
まぁ、詳細に関しては誰か他のメンバーに聞いて下さい。」
Rossi: "non è stata una sfida con me stesso restare in pista con le slick": "Non è che ho deciso di rischiare, quando sei in moto cerchi solo di fare la cosa che ritieni migliore per il risultato. È sempre una decisione di istinto. Quando a due giri… https://t.co/j5huWFjp8Y pic.twitter.com/49kTR7bTqq
— gpone.com (@gponedotcom) August 15, 2021
(参照サイト:『Gpone』)
ペドロサが『若手ライダー相手に走り、ロッシの凄さを痛感した』って言った話は、『無料note』でどうぞ!
愉しかった様子が溢れかえる楽しいコメントですね。
全盛期のdoctorだったらウェットの中でパッシングショーを展開していたと思いますがリスクヘッジと衰えはやむなしですかね?
残りのレースを観戦出来るみなさん、たくさんの称賛を送ってあげてくださいね!