MotoGP

バニャイア『チームメイトはジャック・ミラーのままが良い』

『バニャイア:チームメイトはジャック・ミラーのままが良い』

★2月23日、フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、VR46ライダーズアカデミー所属)がイタリア衛星放送『SKY』の電話インタビューに答え、ドゥカティとの契約更改等について語った。

【先日、ドゥカティと2年契約の更改をしていたが…】
「現在の状況になった際、一緒にこうした選択をしていたんですが…もう2年続けられるのは、本当に嬉しいです。」

【冬季テストが終わったばかりだが…】
「大量の物を試さなければならないから、テストと言う名前が付いてるわけで…新マシンを理解するよう集中してました。プラスアルファのものが見つけられるよう、フル活用させてね。
マンダリカテストでは路面コンディションのせいで1日無駄にしてしまったけど、予定通りの作業はすべて終了できたし、チーム共々、士気は上がってます。
僕らはオールドスタイルでテストをこなしたって感じで…以前はタイムをあまり気にしてなかったそうだから。まぁ、タイムアタックはしなければならないものだけど、とにかく、ユーズドタイヤでの走行の方を優先させてました。」

【カタール開幕戦が、いよいよ3月6日に開催されるが…】
「ドゥカティのために大量のデータを収集しておいたので、今シーズンに向け、絶対にベストパッケージを選んでくれるはずです。
ドゥカティの方は作業が山積みのようだけど、でも、僕自身は上手く調整できていると思います…かなりトレーニングも積んできてるし。
一緒に、満足な結果を出して行けるでしょう。」

【現チームメイトのジャック・ミラーのシートを、マルティン&バスティアニーニら若手選手が狙っているが…】
「僕はジャックと本当に良好関係なんですよ。互いのことは分かってるし、色々な状況で助け合ってもいるんです。今回のテストでもチームメイトがジャックみたいな選手だったと言うのが本当に重要で…2台のマシンで別々の作業をしてましたからね。
僕としては、このままジャックと続けていきたいです…最強ライダーだと思うし、ファクトリーにふさわしい選手だと思うんですよ。
ただ、最終的に決めるのはあくまでもドゥカティだし、来年のシート獲得に向けて多くの若手が猛プッシュで頑張ってますからね。ジャックが、契約更改をもぎ取ってくれると良いんですが…。」

【今年から師匠であるヴァレンティーノ・ロッシがいないが…】
「セパン入りした時、ヴァレのチームに本人の姿がないのを見て、しみじみしてしまいました。
ただ、いつも僕らと一緒にいて、物凄くサポートしてくれてますから。今後は多くのイタリア人ライダーが、メイン選手として頑張っていくでしょう。フランコ(モルビデッリ)なんか、2020年は総合2位になったんだし…バスティアニーニだって、最速だったし。あと、マリーニ(ロッシ異父弟)も戦闘力の高いマシンなら、好結果を出していけるだろうから。
こうしたイタリア人ライダーらとタイトル争いをしていけたら、本当に嬉しいですよ。
ヴァレの偉大さって言うのは、世間を沸かせたってこともあるでしょう…いつか、僕もああ言う風に応援してもらえたら良いんですけどねぇ。簡単はことではないでしょ…それなりのビッグリザルトを、取っていかなければならないのだから。でも、世間の人達の気持ちを、ちょっとは掴めてるんじゃないかって思ってます。」

【タイトル争いについては?】
「マシンとチームのレベルが驚異的なことになってますからねぇ…うちも、かなり頑張って作業はしているけど。
去年は地味な感じでスタートを切ったけど、その後、経験も増し、ミスから学習もしてきたんで、タイトル争いができるようになったんじゃないかと思います。
ライバルとしては、まず、クアルタラローがチャンピオン最有力候補だろうし、あと、マルク・マルケスとホンダ組、ポル・エスパルガロやミール、ミラー、モルビデッリ等ですね。
うちはかなり戦闘力の高いパッケージになってると思いますけどね。」

【その中でも一番のライバルは?】
「クアルタラローでしょうね。ただ、マルケスが絶対に諦めないタイプだってことは周知の事実だから…彼も強い走りをしてくると思います。」

(参照サイト:『Mowmag.com』)

ドゥカティは2020年に物語が1つ終わり、2021年は再構築できたって話は、『深堀り特集:スズキに何が起きているのか?なぜドゥカティは再生できたのか?』でどうぞ!

POSTED COMMENT

  1. maxtu より:

    野心を隠そうともしないマルティン&バスティアニーニよりはミラーの方がいいよねぇ
    ヴァレがエドワーズを囲ったようにチームメイト選びが武器にもなるからね

  2. タディの星に願いを より:

    チャンピオンシップに於いてミラーは譲ってくれる奴だと確認できたし、スキルでも自分を超えてこないと踏んだのかな。 2位以下でわちゃわちゃやってくれれば願ってもない展開 ところがわちゃわちゃしはじめると自滅するのがミラーなんだよなぁ ミラーよ辛酸をなめて場合ではない バニャイアを超えるのだ!

  3. ハンス より:

    この2人はよほど気が合うのでしょうね。
    一昨年、先にワークス入りが決まった時のミラーも相方はペッコが良いとインタビューに答えていましたからね。

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