『ドヴィツィオーゾ:人生においては『これだ!』と思うことを実行していかなければならない』
★アンドレア・ドヴィツィオーゾは8年間在籍したドゥカティを2020年末に離脱し、2021年9月よりフランコ・モルビデッリ後任として『ヤマハWithU RNF(旧ペトロナスSRT)』チームに加入した。
今年は同チームから最新ファクトリー機で参戦するが、先のマンダリカテストでは最終日に16位を獲得し、3日間総合順位では19位(+0.830)だった。
★ドヴィツィオーゾ選手は3月23日で36才となり、今シーズンのモトGP参戦ライダーの中では最年長である。
★ドヴィツィオーズ選手はヤマハと1年契約を結んでいるため、シーズン中盤までのリザルトで来年の去就が明確になる。
★もしヤマハ機でレース優勝ができたら、モトGPにおいて3メーカーで優勝した初めての選手となる。
★2月末、チチョ・ロレンソ氏(ホルヘ父)がドヴィツィオーゾ選手について、「現時点においても、将来的にも、二輪レーサーとは言えない」と批判したが、ドヴィツィオーゾ選手は当初より「(モトGP復帰を)後悔するかどうかは、今シーズン末に分かるでしょう。結果はともかくとして、人生においては『これだ!』と思うことを実行していかなければならないものでしょ。」と発言している。
★最近、ドヴィツィオーゾ選手が独サイト『Speedweek.com』のインタビューで、次のように話した。
「メーカーから直接サポートを受けているチームでモトGP参戦できるチャンスがあり、なにかしら自分の中に信ずるものがあるのなら、それでOKなんじゃないんですか。実行して当然だと、僕は思いますけどね。
各々、自分の考えがあるわけだし、何かについての良し悪しを語るのは自由ですから。正直に言うなら、僕はある程度のことしか気にしないタイプですしね。
自分が伸びていけるよう、常に努力するようにしてます。最終的にはマシンだけでなく、自分自身の鍛錬をけっこうやることになるわけだから。
僕は、こう言う風に挑戦するのが好きなんですよ。ただ、当然の話しですが…もし好結果が出ない場合は、挑戦を続けるのが容易ではなくなるわけでね。
毎朝、自分はこう言う目標に向かって進んでいるんだって思いながら、目が覚めるんですよ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
現在のヤマハ機は問題を2つ抱えているって話は、note『2022 セパン&マンダリカテストまとめ』でどうぞ!
ヴィニャーレスとどっちが先に3メーカー優勝するか競走だ!