MotoGP

2022 ミザノテスト:各メーカーまとめ

『2022 ミザノテスト:各メーカーまとめ』

★9月6〜7日の午前10時〜午後6時まで(※昼12時45分〜2時までランチ休憩)、イタリアのミザノサーキットでモトGP公式テストが行われた。

★各日のリザルト&トピックスはこちら。
6日初日
7日最終日

★初日である6日テスト終了後、各メーカーの作業内容や新規決定事項についてジョヴァンニ・ザマーニ記者(イタリア衛星放送『SKY』レポーター)が以下のようにまとめた。

★ドゥカティ

・新マテリアルのメインは2023年版フレームで、バスティアニーニ&バニャイアが試していた。
バスティアニーニ選手によれば、「2023年版フレームは良くなっている点もいくつかあるが、やはり、微調整すべき箇所も多い」とのこと。

・バスティアニーニ選手のチーフメカニックは、現在のアルベルト・ジーリブオーラ氏が2022年末にKTMに移籍するため、2023年はマルコ・リガモンティ氏が担当する。

・バニャイア選手がエアロダイナミクスをテスト。

★アプリリア

・2023年版フレームを両選手が試用。

・来年だけではなく、今年の残りレースのための改善作業も行われた。
ヴィニャーレス選手が『マシンを上手く止められない』と言う問題を抱えているため、電制システムに手を入れ、ハードブレーキングでのマシンの動きを改善していた。

★ヤマハ

・2023年版の車台&エンジンを、ファクトリー両選手が試用。新マテリアルに対してクアルタラロー選手が久しぶりにやや満足げで、エンジンについては「パフォーマンスが上がった」と言っていた。

・車台はアラゴンでも検証される予定で、今シーズン中に使用開始する可能性もあり。

★ホンダ

・2023年版マシンをステファン・ブラドル(テストライダー)が試用。

・マルク・マルケスが2種類のエアロダイナミクスを試用していたが、1つはアプリリアのものに酷似していた。ホンダはカウルやウィングの改善が必要なことを理解した模様。

・タケオ・ヨコヤマ氏(テクニカルマネージャー)に関しては、やはり、担当から外れた模様。

★KTM

・2023年版マシンをダニ・ペドロサ(テストライダー)が試用。2022年版との違いは、エンジン&車台に手を入れたこと。

★スズキ

・午前セッションのみ作業し、ドミニク・エガーター(2022年モトEチャンピオン)をモトGP機で走行させていた。

・エガーター選手は33周回走行し、自己ベストは1’33”907(+2”615)と悪くはなかった。ジョアン・ミールがアラゴン欠場となった場合、代役として参戦する可能性もあるだろう。

(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Twitter

ヤマハ機vsドゥカティ機、クアルタラローvsバニャイア…それぞれの長所短所は?…って話は、note『2022 オーストリアGPGPまとめ』でどうぞ!

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