『マルケス:これまでどんな状態だったかを思うと、重要なリザルトです』
★10月16日(日)、オーストラリアGP決勝でマルク・マルケス(ホンダファクトリー)が2位だった。
★マルケス選手のコメント。
「最後まで強い走りができるって感じられ…リアのソフトタイヤを酷使しまくってました。現在のホンダ機の場合、他の選手と同じことをやっていては駄目なんです。
目標は序盤のレースマネージメントを上手くこなし、終盤で攻めていくことでした。正直なところ、僕は強いって思えてたものの、最終ラップのリンスは完璧でしたね。
良いレースだったし、僕にとっては重要なリザルトになりました。これまでどんな状態だったか…ここ何年かのことを思うとね…4回も手術してるんだから。
今回のフィリップアイランドは僕にとってのチャンスかもしれないと思ってたんで…多分、ヴァレンシアもそんな感じだと思います。ただ、セパンはねぇ…もう苦労することが目に見えてるんで。
今はボロボロって感じで…身体ではなく、メンタルの方なんですよ。今回のレースウィークエンドは、僕にとっても、周囲で支えてくれている人達やホンダにとっても、最終戦みたいなもので…とにかく、このチャンスをものにしたかったんです。」
【今回の表彰台は価値が高い…?】
「大きな大きな価値ががありますね。身体の方はどんどん良くなっているし、ホンダが来年に向けて懸命に作業してくれているのも嬉しいです。
今回の表彰台でモチベーションが上がりますしね。」
【誰がリアをソフトタイヤにしようって言ったの?】
「僕です。辞めた方がいいって皆から言われたんですが、僕が責任を負うからって言って。正しいチョイスでしたね…上位争いをするには、他に選択肢はなかったでしょ。
現在のホンダ機だと、そうなってしまうんですよ…これまでの経験をフル活用してみました。戦闘力を上げるには、時にはリスクを負う必要があるんですよね。
最後まで待って、攻めに出て…最終コーナーについては、別のアプローチ法もあるかもって試したりもしてたんですよ。でも、リンスが実に上手くイン側をキープしてくるものだから。ミス1つしないんですよねぇ。
第4コーナーで攻めてみるって手もあったけど、でも、ホンダ機の場合、あそこは超正確に走らなければならない地点なんで…ミスは許されないんですよ。実際、うちの弟がやっちゃってたでしょ(※ミラー選手に追突していた)。」
【今日は楽しめた?】
「かなり…こんなの久しぶりですよ。ケガをしてしまった2020年のヘレス戦以来ですね。
あの時は転倒するまでは、パフォーマンス的に人生最良のレースって感じだったから。
とは言え、現実的にならないとね…今回は特殊なコンディションでもあったのだし。」
(参照サイト:『Moto.it』)
マルケスの問題点はマシンなのか、身体なのか?って話は、note『2022 タイGPまとめ』でどうぞ!
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3年近く欠場の後、たった数戦でこの戦闘力。
今のホンダのパフォーマンスを考慮するとやはり只者ではないですね。
これがシン・マルク・マルケスですね キャリアに於ける第3フェイズと言えるかな そしてまたソフト使い、マルク寄りのセッティングになっていくかな
今期は失敗作だと言われてますが、失敗作なりの一番いい方向に持っていくマルケスは凄いです。
ポルがマルケスが戻ってきたらエンジニアたちがやる気を出したといってますが、あなたがやる気を出させなければならないし、マルケスに負けた時点で恥じなければなりません。
改めてマルクマルケスの凄さを見せ付けられましたね!笑
ライダー泣かせのひどいマシンでも、針の穴を縫う様なオーバーテイクを見て気持ちが熱くなりましたね。
やはりマルク氏は満身創痍でも超人マルクなんだなぁ。
トップのバニャイアを追っかけてる番手のマルケスは楽しそうだったなー。背中見てて分かるくらいに。お帰りマルケス!ヤッパマルケスが居るレースは格別に楽しいよっ!