MotoGP

2023カタールGP【モトGP:FP1リザルト&トピックス】

『2023 カタールGP モトGP FP1リザルト&トピックス』

★11月17日(金)、カタールGP モトGPクラスのFP1が行われた。

★現時点では、あまりスピードが出ていない。おそらく新アスファルトにラバーが乗っていないからだろう。また、木曜夜の豪雨の影響もあるだとう。ただし、午後セッションで路面コンディションは改善されるだろう。

★同セッションではタイムがかなり拮抗し、首位〜14位までが約0.7秒差。

★ドゥカティ

首位ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)。1’56”393(※コースレコードより2秒以上遅い)。常に首位に立っていたが、同タイムは終盤に、リアに新ミディアムを履いて記録した。
チームメイトのヨハン・ザルコは2位。+0”172。終盤、新タイヤで自己ベストを記録。今回は好調。

3位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、2022年チャンピオン)。+0”229。いつもとは打って変わって、セッション中ずっと同じタイヤで走行(※前ハード&後ハード)。17周回して17周回目に自己ベストを記録。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは17位(2022年総合3位)。またもや苦戦。

6位ルーカ・マリーニ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。
チームメイトのマルコ・ベッツェッキは18位(VR46ライダーズアカデミー)。ユーズドタイヤで長らく頑張っていた。

8位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティグレジーニ)。2024年のモトGPシート獲得の可能性が低く、本人も「もうVR46の1シートしか残ってない…モト2やSBKに行くよりはモトGPテストライダーの方が良い」と言っている。
チームメイトのアレックス・マルケスは16位(2022年はホンダLCR所属)。早々に転倒。

※バニャイア&マルティン以外のドゥカティ選手は、パフォーマンスが良くなったり悪くなったりと安定していなかった。

★アプリリア

4位ラウル・フェルナンデス(アプリリアRNF、2022年はKTMテック3所属)。同セッションのサプライズ。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは15位(2022年はKTMファクトリー所属)。

7位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)。開始数分後に転倒。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは12位。

※同トラックはアプリリア機向きなはず…。フェルナンデス選手のパフォーマンスを見る限り、ポテンシャルは高い。

★ヤマハ

5位フランコ・モルビデッリ(ヤマハファクトリー、VR46ライダーズアカデミー)。同セッションのサプライズ。
チームメイトのファビオ・クアルタラローは11位(2022年総合2位)。

★KTM

9位ポル・エスパルガロ(GASGASテック3、2022年はホンダファクトリー所属)。
チームメイトのアウグスト・フェルナンデスは14位(2022年モト2チャンピオン)。

10位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。
チームメイトのジャック・ミラーは13位(2022年はドゥカティファクトリー所属)。テールカウルに新ウィング搭載(※以前のものより断然洗練されている)。

★ホンダ

19位ジョアン・ミール(ホンダファクトリー、2022年はスズキファクトリー所属)。
チームメイトのマルク・マルケスは20位。

21位イケル・レクオナ(ホンダLCR、ホンダSBK選手)。アレックス・リンス代役。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは22位。

※ホンダ機が大苦戦。4選手がラスト4位を独占。

『2023 カタールGP モトGP FP1リザルト』




(Photo:Motogp.com

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

 

ITATWAGP | イタたわGP