メランドリ分析『ビニャーレスは評価のしようがない…』

『メランドリ：ヴィニャーレスは評価のしようがない…』

★3月13日、マルコ・メランドリ（41才、2002年250cc総合優勝）が、伊サイト『Insella』のインタビューで次のように話した。

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【カタール開幕戦のアプリリアについて、どう思う？】
「アレイシ（エスパルガロ）が決勝で、問題を抱えていたことは確実でしょ…土曜スプリントの終盤なんか超プッシュして、他の選手の2倍の速さだったんだから。
あの調子なら、誰だって『決勝では優勝争いが出来るだろう』と思ったんじゃないんですか。まぁ、土曜から日曜にかけて、各選手の走りが激変したってことでしょうね。
（決勝では）バニャイアが最初から強い走りを見せ、終盤なんて更にパワーアップしてたじゃないですか…スプリントは終盤で苦戦してたってのにね。
アプリリア勢に関しては、マーヴェリック・ヴィニャーレスなんか評価のしようがないですからね。
僕は以前からミゲル・オリヴェイラ派なんだけど、ただ、大苦戦中って感じですよね。ラウル・フェルナンデスは、今回のレースウィークエンドは評価外だし。
アプリリア機自体は、上手く機能すれば勝てるマシンだけど…ただ、これまでも苦手トラックがあったし、そう言うトラックがおいおい巡ってきますからねぇ。
例えば、ストップ＆ゴータイプのコーナーは、以前から苦戦してるし。タイトル争いができるほど、安定はしてないと思うんですよ。
アレイシのことはトップライダーとは思えないけれど、ただ、リザルトを見る限り、本当に強いんですよね。とは言え、走ってる姿を見る限り、マルティンやバニャイア、マルケスのような才能があるとは思えないし。
まぁ、良い動きはしてるし、上位に出てきてますけどね。好きな選手なんで嬉しいですよ。」

【ペドロ・アコスタについては？】
「最強ですね…物凄かったですよ。特に、オーバーテイクやレースマネージメントで見せてた冷徹さがねぇ。
終盤に失速することは目に見えてたけど、本人も覚悟してたようだし、ああ言う走りをあえてしたのはOKですよ。
後方から追い上げてこれたからモチベーションも上がっただろうし、優勝争いができるって確かめられたでしょ…パッとしないレースをしてたら、そう言うのは掴めないから。
ああ言うレースをすれば、重量級の選手らをきりきり舞いさせられるってことも自覚できるし、既に速い地点や努力しなければならない地点も分かりますからね。
本人でさえ、あのレベルで走れるなんて思ってなかったんじゃないんですか。」

［　完　］

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（参照サイト：『Insella』）
（Photo：Instagram）