『マルティン判断ミス、ディッジャ欠場の危機、ピットボックス突っ込み事故…etc:2024サンマリノGP』
★9月6〜8日、サンマリノGPが行われ、その前後で報じられたモトGP関連ニュースは以下のとおりである。
★9月8日、モトGP決勝で雨が降り出した際、ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)が早々にマシン交換を行ったものの、すぐに雨が止み、再度マシン交換を行ったが、結局、15位ゴールとなってしまった。
同件はマルティン選手とチームどちらのミスなのかについて、プラマックのジーノ・ボルソイ(チームマネージャー)が次のように説明した。
「スタート前に各種状況の変化について検討はしていたが、ただ、最終的に決めるのは実際に走っている選手ですから。
私個人としては、今回は選手側のミスだったと思っています…多くの方々が指摘していた通り、あのような状況では『今、自分が戦っているライバル』と同じことをすべきだからです。
あの瞬間、マルティンはまさにバニャイアの後ろで2位に就いていたのですからね。もし首位だったなら、マルティンの選択も理解できるものだったんですが…。」
★9月7日、ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティVR46)はスプリントレース中に転倒し、マシンを起こそうとして負傷している肩を悪化させてしまった。
ディッジャ選手はオーストリアGP中に左肩を脱臼してレース棄権となり、その後のアラゴンGPには参戦したが、今回のサンマリノGP中、実は左腕はほとんど動かせない状態で、理学療法を受けつつ参戦していることが判明した。
ディッジャ選手はサインも1人で書けない状態で(※書く対象物を誰かが支えていなければならないのだが、頼まれれば書いている)、悪化させないためには手術を受けた方が良いのだが、手術後は2ヶ月ほど安静にしていなければならない。
ディッジャ選手は同件について、次のように話している。
「来年の契約も済んでいて、特に大きなプレッシャーはないけれど…(VR46チームの)皆さんに投資してもらってるんですから。
100%のことをしてもらってるんだから、僕は300%のお返しをしたいんです。
もし手術をしたら、少なくとも2ヶ月は欠場しなければなりません。僕はそんなことはしたくないんで頑張ってるんですが、ただ、手術しなければならないのは確かなんです。
とりあえず、このまま頑張りつつ様子を見ていこうと思います。
スプリントでの転倒は右側だったので、(脱臼している)肩は大丈夫だったんですが…アドレナリンが出ていたせいもあり、すぐに再スタートしようとマシンを起こした時、左腕に力を入れてしまったんです。
肩がもう無理だってことは分かってたけど、データ収集のためにちょっとでも走りたくって…。でも、本当にもう無理だって思い、途中でリタイアしました。」
★9月6日、午後セッションの最中、モト2クラスのウナイ・オラドレ(KLINT Forward Factory Team、負傷したアレックス・エスクリグの代役)のマシンが、アプリリアファクトリーのピットボックス内に突っ込む事故が起きた。
オラドレ選手がピットレーンを走行中、突然、マーシャル1名が横切ろうとしてきたので、とっさに避けた同選手はマシンごとピットボックス内に突っ込んで行った。
エンジニア何名かがテーブルの前に座っていたのだが、そのテーブルにマシンが衝突し、メカニック1名が軽傷を負った。また、マシンの方にも軽い損壊が出たが、それ以外の大きな被害はなかった。
#SanMarinoGP Moto2 Practice: Lucky escape as Unai Orradre collides with a marshal in the pit lane and his bike swerves into Aprilia Racing pits#Misano2024#Moto22024#Moto2@UnaiOrradre@ForwardRacingGP @circuitomisano@MotoGP #UnaiOrradre#Orradre#RacingMemes#RacingMemes56 pic.twitter.com/LF9q0IiGKh
— Racing Memes 56 (@racingmemes56) September 7, 2024
★9月9日、モト2クラスの『Preicanos Racing Team』が、選手のボー・ベンスナイダー(25才、オランダ出身)を即日解雇すると公表した。
当初は今シーズン末に解雇する予定だったが、選手本人がミザノGP直前に離脱を決めた。
チーム側は同選手の成績や行動に不満を抱いており、また、同選手が情報漏洩をしていたこともあり、以前から緊迫した状態になっていた。
このような状況にもかかわらず、同チームオーナーがベンスナイダー選手がキャリアを続けていけるようサポートすると申し出たが、選手本人が断ったとのこと。
なお、同チームは今シーズン開始時に『Pertamina Mandalika Gas Up Racing Team』と言う名称で参戦していたが、チームオーナー変更により6月末のオランダGPより現名称になった。
(参照サイト:『Moto.it』)
(参照サイト:『Moto.it』)
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(Photo:Instagram)
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ジャナントニオ・・・男らしすぎるぞ!そりゃ運も味方するってものだ!
ピットクラッシュとか解雇とか、裏ではいろんなことが起きてるものですね。
ピットレーンの飛び出しというと若井選手の事故を思い出してしまいます
本当に気を付けていただきたいです
来期のファクトリーマシンのためにも休養して、肩は早く治した方が良いのでは…
いい男だなとは思うけど…
そうかシュナイダー、前戦の転倒でぷっつんと緊張の糸が切れてしまったようだね これからマシアに飛び火しないといいのだけど それからオートポリス、マニクール、ここミサノとライダーに災いが起きましたね 通常の事案ではありません
ディジャはどう考えても今季中に体を完調にしないとダメでしょ
どうせチャンピオン争いには絡まないし来季乗るのは今季と全く違うマシン
本人は外様のVR46でなんとか自分をアピールしたいんだから
VR46の周囲が止めないとダメ
来季は現在のマルティン的な活躍が期待されてるDUCATIサテライト唯一の最新型ライダーですよ
マシンが今季みたいに更に進歩してたら
移籍したマルティンやバスティアニーニを後ろに
ペッコやマルケス相手に唯一戦えるマシンかもしれないわけで
オフシーズンのテストも最新型ライダーとして取り組まなきゃなのに
回復に2ヶ月かかるケガをいま悪化させてどうするの
再三ですが周囲が止めなさいよ
ベンスナイダーってただ遅いだけの選手じゃなかったんだ
MotoGPクラスの雑談記事に割り込んでくるベンスナイダーは解雇されるまでドレだけやらかしまくったのか気になるじゃないかよw
同じく…
あんな事故を2度と起こしてはいけないし、明確なルールやインフラ整備すれば防げるはずなのに、ピットをみてると当時より酷くなっているようにみえます
motogpのオフィシャルにもダメなやつがいるんだね。管理側からライダーやアプリリアに謝罪はあったんだろうか。
ディジャ無理しないで!!!
マルクマルケスにシート押し出され、しかし後半戦そこから男泣きの覚醒へ…
あのナイトレース、ペッコ抜く瞬間は『いってほしい‼︎‼︎シート確保よ‼︎‼︎でも当たらないで‼︎‼︎やめて無理しないで‼︎‼︎‼︎』の悲鳴が家の中に響いてましたわ笑笑
ナントニオ 右手だけでレースしてたんか。
最近のMotoGP機はカブ仕様なんですね