『マリーニ:子供ができてもマシンに乗れば、自分だけのゾーンに入っていける』
★ルーカ・マリーニ(27才、ロッシ異父弟)は2020年にモト2クラスで総合2位となり、2021年にドゥカティ機でモトGP昇格した。
2023年には表彰台を6回獲得し(スプリント4回、決勝2回)、2024年よりホンダファクトリーから参戦している。
★マリーニ選手が伊サイト『Mowmag.com』の10月1日付けインタビューで、次のように話した。
【結婚式から1年が経つが…今はどんな感じ?】
「既婚者としてですか?…素晴らしいですよ!
『結婚しても何も変わらない』なんて良く言うけど、僕としては色々とちょっとづつ良くなった感じですね。
結婚式の後の2〜3ヶ月は、あの花に埋もれた感じが残っていて…写真やビデオを見たり、写真の整理をしたり、あの余韻の中でずっと生活できるじゃないですか。
その後、余韻が少し薄れていって…でも、あの素晴らしい感じは残ってるんですよ。人生で一番素晴らしい日の記憶がね。」
【貴方にとっては人生で最高の1日だったわけで…】
「あの24時間についてって考えるなら、そうですね。娘が生まれたら、またそう言う日になってくれると良いんですが(※10月12日に誕生)。
また忘れがたい日になると思うんですよねぇ…まぁ、(結婚式は)完璧な24時間だったんで、娘の誕生の時はどんな感じになるものなのか。」
【かつては、『レーサーは子供が生まれると1周1秒遅くなる』なんて言われていたが…】
「まぁ、1980〜2000年代にかけてのレーサーって言うのは…アスリートではなかったとは言わないけど、でも、プロとしての姿勢は今と異なりますからね。
今のように仕事漬けってわけでもないし、大きな犠牲を払ってはいなかったでしょ。他のスポーツもそうですよね…でも、今は色々と極端になってしまって、6才ぐらいから『自分はアスリートなんだ』って自覚して成長していくじゃないですか。
例えば、トレーニングや食生活もそうだし…きちんと計画立てて、日々、鍛えていくわけで。ただオートバイに乗って、アクセルを開ければ良いって感じじゃないでしょ。
僕は周囲の人間に恵まれ、この10年間ずっと一緒にやってこれて…『オートバイは自分の人生において重要なものだ』と思っているし、実際、自分の時間の多くを注ぎ込んでます。
とは言え、他のことも経験したいとは思ってますけどね…多分、マルタ(妻)と一緒にならなければ、まだ子供を持ってはいなかっただろうし。でも、だからと言って、『まだ子供を持つには早すぎる』なんて思ってないし…。
今の自分はきちんとした大人で、然るべきタイミングで子供ができたって思ってます。今は子供がいる選手も、脅威的な走りをしてますからね…まぁ、もしかしたら1秒遅くなってるのかもしれないけど(笑)。」
【では、結論としては…?】
「(コーヒーを一口飲みながら)現在のプロ意識からすると、マシンに乗ってバイザーを下げれば、妻子がいようが独身だろうが、自分だけのゾーンに入っていけるってことです。
家にいれば、世界中のありとあらゆる問題を抱えているかもしれない…でも、マシンに乗ってる瞬間は…他の選手らと一緒にトラックに出ている瞬間は違うんですよ。
トラックの外には素晴らしい物があふれていて…それは素晴らしいことだけど…でも、その瞬間は、そう言うものは存在しないんです。」
【貴方の娘は、兄であるロッシ元選手の次女と同い年になるわけだが…一緒に遊ぶのかななんて考えたりする?】
「素晴らしいんじゃないんですか…きっと仲の良い従姉妹同士になるでしょう。しばらくは一緒に遊んだりするかもしれませんね。」
[ 中編に続く ]
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(Photo:Instagram)
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ルーカおめでとう。それはそうと写真にジェイソン・ステイサムがおるw
女の子ばっかりなんやな。