『ストーナー:現役時代、好調な時ほど死にたい気分になっていた…』
★ケーシー・ストーナー(36才。2007/2011年モトGP総合優勝。2012年に引退)が、最近、『GYPSY TALES』のポッドキャストで次のように話した。
「最近になって、初めて不安障害と診断されました。それまでは、正直なところ、ストレスに対して世間がそう言う名前を付けてるだけってぐらいに思ってたんですよ…誰にでもストレスはあるわけだし。
もっと早くに、こう言う障害を持ってるいることが分かっていたら、現役時代をもっと楽に過ごせたんじゃないかと思ってます…状況を上手くコントロールできていただろうから。
メディアの皆さんとか、人が大勢いるといつも落ち着かない感じがして…。そうこうしているうちに、レース当日になり…何年もそんな感じで過ごしてきて…特に最後の2年間は、レースウィークエンドが好調なほど死にたい気分になっていました。
モーターホームの床の上で、病気の犬みたいに丸くなってね。嫌〜な気持ちになって…レースに出たくないって思ってねぇ。あれ以上最悪な気分なんてないでしょうね。
チームからの…そして、僕をサポートしてくれている皆さんからのプレッシャーを感じてたんです。チームには70名ほどがいるんですが、特に自分がファーストライダーの時は毎回優勝することを期待されるんですよ。あの状況は大きかったですねぇ。引退して初めて、なぜあんなに苦労してたかが分かりました。
あと、2年ぐらい前から、マントラのように唱えている言葉があって…『やれることだけをやる…それ以上のことはやらなくていい』ってね。」
【引退した時は大勢のファンが悲しんでいたが…】
「後悔するんじゃないかとか、苛ついて嫌な気分になるんじゃないかとか…そんなことはどうでも良かったんです。引退して正解だったと思ってますから。
それまで先延ばしにしてきたことに立ち向かい、自分自身の道を進むことにしたんですから。」
【引退後、2019年には慢性疲労症候群と診断され…】
「なぜ僕の身体が色々なことをきちんとコントロールできないのか…理由は分かりません。原因が分からないのだから、何がどうなっているかを上手く説明することはできないんですよ。
とにかく、僕の身体はそう言うのを強く感じてしまうんです。」
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Motosprint』)
(参照サイト:『La Gazzetta dello Sport』)
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オーストラリア以外のサーキットほぼすべてでブーイングがあったよね
特に子供の頃から移住してたイギリスでのブーイングに心痛めてたとか
今後はそういう無秩序な観客が居なくなるといいけど
そういう環境が不安障害と無関係とは思えない
メンタル凄い敏感なタイプだったからストレスから解放されようとエンドルフィン求めて炭水化物を摂り過ぎだったんじゃないかなぁとドゥカティの頃から思ってた。乳糖不耐症って言われてたから。
たらればだが、ストーナーの才能にロッシの精神的な強さがあったら数年無双してたかも知れないな。
マルケスとのガチンコ勝負が堪能できてたかも。。。
> ストーナーの才能にロッシの精神的な強さがあったら数年無双してたかも知れないな。
それがマルクマルケスな気がします。