『ヴィニャーレス告白:引退しようと思っていた…』
★3月6日、カタールGP決勝でマーヴェリック・ヴィニャーレス(アプリリアファクトリー)が12位だった。
★2021年はヴィニャーレス選手にとって悲喜こもごも、波乱万丈の年だった。
年明け早々に結婚を公表し、春には第一子が誕生。
しかし、夏にはヤマハと双方合意の上で契約を破棄し、秋にアプリリアからモトGP復帰を果たした。
その後、9月末、スーパースポーツ世界選手権に参戦していた従兄弟がレース中の転倒事故で急逝したため、心痛によりヴィニャーレス選手はオースティンGPを欠場した。
★ヴィニャーレス選手が従兄弟の死について、『GPSpirit』のインタビューで次のように話した。
「僕にとっては本当に大打撃で…人生の意味が分からなくなってしまったんです。
去年の9月から11月は本当にキツくって…常に、そのことばかり考えてたもんですから。
従兄弟と言うよりは、実の弟みたいな感じだったんですよ。僕が世話をしてたんです…2輪レーサーになるための資金提供なんかもしてね。
例えば、自分用にトレーニング用のマシンを買う時は従兄弟にも1台買ってやって、一緒にトレーニングできるようにしてたんです。」
【昨年10月のオースティンGPを欠場した後は…?】
「引退しようと思ってました。なんのためにレースを続けるのか、分からなくなってしまったんです。
今、僕には家族がいて、けっこうな蓄えもできたし、心配はないわけで…。さいわい、このスポーツでけっこうな収入があったものですから。
だから、この先、続ける必要があるのだろうか?って思ってしまったんです。」
【しかし、思いとどまった…】
「妻がずっと、『貴方のせいじゃないし、誰のせいでもない』と言ってくれたんです。
人生、厳しい時もあるけれど、今、僕には家族もいて、自分自身の人生を生きてるわけだから。」
【今後の目標は?】
「世界チャンピオンになることです。ずっとそれが夢だったのだし、なんとか叶えたいと思ってます。
妻がずっと、『貴方はそう言う運命なのだから、それを目指して頑張らないと…』って言ってくれたんですよ。
あの(辛かった)時期、家族のおかげで多くを学びました…強くなると言うこと、そして、自分の夢のために戦っていくと言うこと。
ああ言う家族がそばに居てくれて、僕は本当に幸せだと思います。」
MAVERICK VINALES ricorda i momenti difficili vissuti nel 2021 dopo la morte di Dean Berta Vinales. La famiglia lo ha spinto a continuare#Corsedimoto #MaverickVinales #Aprilia #MotoGPhttps://t.co/9HfvYJS6XL
— corsedimoto (@corsedimoto) March 12, 2022
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
アプリリア機が、どの程度良くなっているのか判断しかねる…って話は、note『2022 セパン&マンダリカテストまとめ』でどうぞ!
在籍してたのが親父のやってるレーシングチームだったんだもんなぁ…
従兄弟とはいえ相当に付き合いは深かったんだと思う
わたしもそれぐらい関係深い親戚を立て続けに亡くしてそんな気分になった…
勿論見る方もやるほうもリスクは承知のスポーツなんだけど
今年は亡くなる方も怪我人も減ってほしい
そのためにも現行よりスピード低下させるレギュになんないかな…
見ごたえはそう変わらずライダーの安全マージンは増えるとマルケスは以前言ってた
勿論コースレコード更新とかそういったものは花形なんだけど
もう共通ECUあたりで厳密な最高マシン技術の争いではないんだし
メンタル弱そうだし大クラッシュする前に
引退した方が、よくね?
結婚して子供も出来て蓄えもあるなら無理に
世界最高峰バイクレースに出場する事もない。
2020年オーストリア2連戦は見てる方もメンタル崩壊だったしねぇ ハングリーなビニャーレスはもうあり得ないってことだ。 SNS誹謗中傷もあるだろうに。
振り返れば兄弟・家族共々でGP参戦してるところは 日本人もそうだし悲喜こもごものリストでいっぱいだね。 こと安全へのディレクションは16歳から18歳に引き上げたことくらい。電子制御は安全のために使えるじゃない、その方が未来志向だよ。
一度でも引退に気持ちが倒れたのであれば、潔く引退したほうがいいと思う。