ポル・エスパルガロ『ホンダの選手だって実感できたのは、最初の1年だけ…』

『エスパルガロ：ホンダの選手だって実感できたのは、最初の1年だけ…』

★ポル・エスパルガロ（31才）は2021〜2022年の2年間、ホンダファクトリーからモトGP参戦し、総合12位（100ポイント）と総合16位（56ポイント）だった。

★ポル選手は古巣のKTMに戻ることを決め、KTMガスガスチームと2年契約を結んだ（2023/2024年）。

★ポル選手が『Motorsport.com』の11月日付けインタビューで、次のように話した。

【KTM移籍が決まってから、ホンダより新マテリアルが提供されなかった件は…】
「受け入れがたいことだけど…僕は選手として雇われているだけの立場だから、ホンダの意向に沿って動いてました。
もちろん、喜んで…と言うわけではないですよ。ホンダは僕相手に時間とお金を無駄に使っていたようなものですよね。
僕としてはモチベーションを上げ、好リザルトを取り、楽しむこともできたはずなのに…。」

【KTMに居た時は…？】
「（ホンダ移籍が決まっていても）最終戦でリアの下降デバイスを試したりしてました。それって、重要なものでしょ。
作業の仕方が違うんですよね。まぁ、僕はとやかく言える立場じゃないし、マシンに乗って走るだけだから。
ホンダの選手だって実感できたのは、最初の1年だけでした。今年はレースウィークエンドの度に同じ問題が起きていて…。
モトGPって言うのはどんどん改善していかなければならないものなのに、うちはそう言う風ではなかったんです…少なくとも、ピットボックス内でうちのグループはそう言う風ではなかったです。
辛いですよ…自分には力があると思っていたのに。今後、発揮できるよう願ってます。」

【ホンダでの2年間は…？】
「良いことからも多くを学ぶことはできるけど、悪いことからはもっと多くを学べるもんだと思うんですよ…例えば、ストレスのあるネガティブな状況を、どうやって上手く乗り切って行くこととかね。」

（参照サイト：『Gpone』）
（Photo：Instagram）

KTMはホンダを手本としていたが、今後はKTMの方がどんどんマシン改善をしていけるだろうって話は、note『2022 ヴァレンシアGPまとめ』でどうぞ！