『ベッツェッキ:記者の皆さん、もっとペッコとマルティンにプレッシャーをかけて!』
★9月10日、サンマリノGPのモトGPクラスで、マルコ・ベッツェッキ(ドゥカティVR46)が決勝で2位だった。カタルーニャ決勝戦で転倒し、左腕を負傷した状態だった。
★現在、総合3位(※首位と65ポイント差)で、親友であるフランチェスコ・バニャイアが総合首位に就いていいるため、今後、本格的なタイトル争いになった場合は友情にヒビが入るのではと懸念されているが、レース後会見で冗談を言い合っている様子を見る限りは杞憂に過ぎないのかもしれない。
★決勝戦後、ベッツェッキ選手が次のように話した。
【身体の方は大丈夫?】
「手がけっこう痛くて…鎮痛剤もアドレナリンも効果が薄れてきてるようなんで、昨日みたいちょっと大変な状態になりそうです。
でも、もう仕事は終わったんで、今度はしっかり痛みに付き合いますよ。とにかく、2レースとも表彰台で、予選も1列目だったんだから満足です。」
【ホルヘ・マルティンは、『ファクトリー選手じゃないからタイトル争いのプレッシャーはない』と言っていたが…】
「3人の中では、僕が一番プレッシャーを感じてないですよね…あの2人にもっとプレッシャーをかけてやりますよ。
記者の皆さんも、2人をどんどん質問責めにして下さい…僕の背中だけ押してないで…さあさあ(笑)!」
【どんな質問が良いと思う?】
「う〜ん…ちょっとうんざりするような質問ですかね。それは皆さんの仕事でしょ(笑)。
ホルヘ(マルティン)は超ウマだし、ペッコ(バニャイア)もそうじゃないですか。今週末はホルヘが群を抜いていて…ペッコ共々、有力候補ですよね。ペッコはチャンピオンライダーだし。
でも、僕だって、できるだけ2人をきりきり舞いさせられるよう頑張りますよ。」
【次のインドGPは初開催だから、予想がつかないが…】
「セーフティコミッション会合でトラックの映像を見て、話し合いました…安全面についてなんかもね。
トラックは良さそうだけど、まだまだ手を入れる必要がありますよね。でも、興味津々ですよ…新しいトラックは、いつだって良いもんだから。
楽じゃないけど、皆、同じ条件ですからね…楽しめると良いんですが。」
【今日の表彰台は大勢の観客が集まり、大いに盛り上がっていたが…】
「あんなに大勢集まってくれるとは思ってもいませんでした…僕やペッコの名前を大勢が叫んでくれて…大感動ですよ。」
(参照サイト:『Moto.it』)
バルセロナはドゥカティの苦手トラックなのか?って話は、note『2023 カタールニャGPまとめ』でどうぞ!
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