『バイラ:アコスタが決勝で失速したのはタイヤマネージメントが下手だったからではない』
★ペドロ・アコスタ(GASGASテック3、ルーキー)が、日曜決勝で9位だった。
土曜スプリントは8位で、現在、総合9位である。
★アコスタ選手は決勝でグリッド8位からスタートし、第12ラップではマルク・マルケスを抜いて4位に就いたが、その後、徐々に失速していった。
★KTMのピット・バイラ氏(モータースポーツディレクター)が、独サイト『Speedweek.com』のインタビューで次のように話した。
【決勝でアコスタ選手はタイヤマネージメントを怠り、失速したの?】
「当初はアグレッシブ過ぎたから、リアタイヤに負担がかかったのだろうと思っていたんですが…実は、レース中盤以降、左腕に強い痙攣が出ていたそうなんです。
原因は、ライドハイトデバイス(※走行中に車高を下げる装置)のレバーが、ペドロ向きに調整されてなかったんですよ。
それで左手の親指で操作していたら、筋肉が硬直してしまったと言うわけです。
それさえなければ、もっとプッシュできてたでしょうね。」
★下写真は子供時代のアコスタ選手と、フェルミン・アルデゲル選手。
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
来年はアルデゲルもドカで上がってくるらしいから今から楽しみ。