MotoGP

セパン・テスト初日途中経過:一番ストーナー、張り切りロッシ、反撃待ちロレンソ…etc

モトGP『雨でもロッシは止まらない』




モトGPクラスのセパン・テスト初日午後はすっかりとなり、もはやサーキットも最高とは言えないコンディションだ。湿度も高くキツいテストで、やむを得ず生じたこの休憩タイムを選手らの多くがバッテリー充電に当てる中、そうは問屋が卸さないライダーがいた。
ヴァレンティーノ・ロッシがウエットタイヤで一番乗りに飛び出して行く。ドゥカティ電子制御システム開発に向けびっしり詰まった予定をこなしつつ、本日の自己最高タイム2分15秒9を刻んでいた。

それに続くは同じくイタリア人ライダーのアンドレア・ドヴィツィオーゾ(Tech3)で、今なおM1機に馴染もうと…そして、肩の骨折のせいで忘れかけた慣れた動きを取り戻そうとしている。
コースにはダニ・ペドロサ、ニッキー・ヘイデン、ステファン・ブラドルの姿も見えている。

コースのコンディションのせいで、午後2時よりタイムに動きがない。今のところ、ケーシー・ストーナーに対抗できるのはチームメイトでもあるペドロサ選手ぐらいで、その差0.2秒。
うちは新しい部分は何もありません。シャーシのジオメトリーやシートポジション、エンジン処理に集中しています。」とペドロサ選手は明かす。
ホルヘ・ロレンソの反撃もまだ見られない。M1ワークス機に搭載された新エンジンが滑りやすくなった路面のせいで充分に威力を発揮できずにいるのだ。

天気予報では明日以降も集中豪雨と湿度90%で、好天とはいかない模様。

モトGPセパン・テスト初日タイム(途中経過)

1. Casey Stoner (Honda) 2’01.761 (giri 8/16)
2. Dani Pedrosa (Honda) 2’02.005 (giri 12/35)
3. Jorge Lorenzo (Yamaha) 2’02.436 (giri 14/22)
4. Ben Spies (Yamaha)) 2’0.819 (giri 12/23)
5. Alvaro Baustista (Honda) 2’02.959 (giri 15/24)
6. Nicky Hayden (Ducati) 2’03.132 (giri 21/41)
7. Cal Crutchlow (Yamaha) 2’03.213 (giri 16/27)
8. Valentino Rossi (Ducati) 2’03.245 (giri 22/36)
9. Hector Barbera (Ducati) 2’03.612 (giri 11/24)
10. Stefan Bradl (Honda) 2’03.820 (giri 16/31)
11. Andrea Dovizioso (Yamaha) 2’03.830 (giri 12/23)
12. Franco Battaini (Ducati) 2’05.563 (giri 10/11)
13. Colin Edwards (Suter-BMW) 2’05.686 (giri 15/15)
14. Ivan Silva (BQR-Kawasaki) 2’08.479 (giri 18/19)
15. Yonny Hernandez (BQR-Kawasaki) 2’08.767 (8/16)


(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Gpone 2012年02月28日



ロッシ選手、今朝は7時に例のお気に入りのジョヴァノッティの歌で起きられるよう
目覚ましをセットしてたみたいですね。
あっ、そして下写真が『バッテリー充電中のスピース』。



セパン、お天気良くなってねクリックPrego

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