久し振りにノリノリだったヴァレンティーノ・ロッシさんから見せ場を奪ったカル・クラッチロー選手。
鳶に油揚さらわれた…なんて言いますが…
さらわれたのは…実は、バナナだったんでしょうかねぇ。
（管理人、錯乱状態）
モトGP『クラッチロー：老いた雌鳥は良いダシが出る』
★ヘレステスト最終日に1分39秒511を刻み、3日間の総合首位となったカル・クラッチロー。なお、同選手のM1機は昨年バージョンである。
★クラッチロー選手のコメント。
「セパンテストと比べて違うのは、電制システム（コントロールとアンチウィリー機能が向上）を抜かせば1ヶ所だけ。手を入れる暇がなかったんでね。テスト終了間際までコースには水たまりができていて…時間は充分だったけど、皆、大急ぎだったね。ただ全員、3日間でドライがたった15周なんて厳しいっすよ。
（ヤマハ内で）新しいコンポーネントのテストをしてた選手もいたけど、うちは若干レベルの低いマシンで、策も1つだけだったし。けっこう危険だったんすよね…気温も低くてコースも汚れてたし…カタール開幕まで後1週間でしょ。1回でも転倒したら滅茶苦茶になるとこっすよね。
【ヤマハワークスを抜いた】うちは安定してたし、落着いてましたね。他はもうちょっと転倒もしてたし…もしかしたら限界を超えてるってことなのかなぁ。各レース、厳しいものになるでしょ…特にシーズンが進んでけば、うちとワークス勢のギャップが大きくなっていく…今だって明らかに差はあるしね。うちのシャーシは3段階遅れたヤツなんすよ。セパンで分かったんすけど、それのお陰で新M1機はホルヘ（ロレンソ）なら1ラップにつき0.2秒、ヴァレンティーノ（ロッシ）なら0.5秒は削られるって。でも4戦後には、そのマシンに乗れるから。ヤマハが明言してくれたんでね。その後のことは分からないけど。サテライト選手にも充分に行き渡るほどの資金はないっすからね…ホンダとは違って。とにかく、自分はテック3で走ってるわけで、彼らとではないから。でも、もしかしたら今やヤマハワークスチームも、うちらのマシンに戻したいんじゃないんすかねぇ。
チームは最高の仕事をしてくれました。黙々とマシンを改良してくれてね。ヴァレンティーノやホルヘが使ってるシャーシは違うやつだし、スイングアームも違う。うちのマシンだと何でも起きてしまう感じで…M1機用の新シャーシだと、どれもあんまり起きないんすよ。ウイリーも少ないし、リアの動きも少ない。4ステージ違うって思えば、違いも本質的なものになるしね。もしホルヘをうちのマシンに乗ったら、やっぱりトップだろうけど、こっちがヤマハワークス機に乗ったら、どうして良いか分からないだろうなぁ。ヴァレンティーノはちょっと違うかもしれないっすね…ヤマハに戻ってきたばかりだし…ただ、やっぱりうちのマシンに乗ったら速いんだろうけど。去年、ヤマハと契約更改した時、改良版に乗れるよう…それから開発インプットも約束してくれたんだけど…今のところ実現してないっすね。状況的には厳しいけど、不景気だしね。開発の方向性も決めてもらわないと。このマシンに関してしかフィードバックは出せないんだから、多くを望んでも無駄なんすけどね。
自分のスタイルは、コーナーによってはまだSBK流で…ただ、ヴァレンティーノにかなり似てますね。動きの大きい自分みたい…僕の方がチビなんでね。ただ、テレメータを見ると、データが似てるんすよ。第2コーナーだけかなぁ…自分の方がずっとブレーキングが長いのは。ドライで3日間走れてたら、1分38秒の壁も破れたのにねぇ。カタール開幕戦では1分差での勝ちを狙っていきますよ。いや、トップ5に入れたら良いなぁ。表彰台なんてことになったら、アラブの族長のコスプレするかなぁ。」
（日本語翻訳：La Chirico / 伊語記事：2013年03月25日 Gpone記事より抜粋）
アラブの族長って…
あぁぁ…こう言う格好………
あらやだ、楽しみ♡クリックPrego
