マルケス『レース終盤まで後ろに隠れてるのも面白いかも…』2014ヘレステスト

『マルケス：ちょっと、お先に』

★5月5日にヘレスサーキットで行なわれたモトGPテストで首位タイムを刻み、早々に引上げていたマルク・マルケスのコメント。

「テストするような事は特に何もなかったが、こう言うテストは常に役に立つし…レースウィークエンドでは通常、必要なテスト全てをこなせるわけじゃありませんから。
新リアブレーキがあったし、それからジオメトリーやリアの方でちょっと遊んでみました…それから、電制システム（ECU）でも。方向転換を速くしようと何か良いものが見つかったが、結局、良くなる所もあれば悪くなる所もあって。でも、僅かながらの進歩は果せたと思いますよ。」

【レースの見せ場をなくさないよう、ロッシ/ニエト選手らがやっていたように終盤まで後ろで隠れている作戦は…】
「今シーズン最後ぐらいには、実行してみるのも面白いかもしれませんね。今はポイント獲得の方を考えて方が良いんで。アルゼンチン戦では攻撃を仕掛ける前に、ちょっと待ってみたんですが…今回のヘレス戦ではそれほど確実じゃなかったんで、最初からプッシュして行ったんです。」

【プレッシャーはなさそうだが…】
「今回は少し感じました…ホームレースでファンが皆居たからと言う訳じゃなく、ここはずっと苦戦してきたコースでしたから。自分のレベルを把握するには大切でした。」

【ロッシ選手は100参戦の際には46勝していたが…】
「僕は10回少ないですね。挽回しなきゃ。実を言えば、2輪レースの伝説ライダーの比較対象にされるって、常に気持ちの良いもんですね。」
（Source：2014年05月05日 Gpone記事より抜粋）

マルケス選手が「レース終盤まで後ろで隠れてる…」なんて作戦をやって、それがまた成功したら…
まぁ、ロッシ選手なんかは2013年ラグーナセカ戦で抜かれた時みたいに、面白がって喜ぶんでしょうかねぇ。
あっ、そうそう…
スペイン紙サイト『Marca』の記事にあったんですが、ヘレス戦の翌日、ロッシ選手がミステリアスなオーラを漂わせながら、こんなコメントをしてたんだそうですぞ。
「マルケス打倒について、そんなに心配してません。遅かれ早かれ、うちはできるでしょう。」

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