『ロレンソ：ウェットは絶好調ではなかった』
★アッセンGP予選を9位で終えたホルヘ・ロレンソのコメント。
「ウェットで2〜3周は走っておいたんですが、実のところ、あまり良い感じではなかったんですよ…コースの80％ぐらいは乾いていて、濡れてたのは20％ぐらいだったんで…その辺りに差しかかった時…去年と比較すると随分変わっていて、濡れてる箇所は全く信用できなかったし、乾いてる箇所はかなり良い感じでした。
あまり降ってなかったから、全選手が飛び出して行って…半周ぐらいしたら強く降り出したんで、今度は誰かプッシュしたら様子を見ようと、皆が抑え出したんですよ。でも誰もプッシュしようとしないんで、僕がする事にした…これは最良の作戦ではなかったんでしょうね。
前の方でプッシュしたら、最終的には好条件でもっとたくさん完走できるチャンスが出てくるじゃないですか。あんまり後ろにいると…ヴァレンティーノ（ロッシ）なんか、そうでしたよね…本当に雨が降り出したら、好ラップを多くこなす事ができなくなる。こう言う事は少し学習しないといけないものでしょう…多分、もし、こう言うシチュエーションに置かれたら、違う作戦を取るだろうなぁ。」
【決勝戦は？】
「少し運が必要でしょうねぇ…僕もヴァレンティーノも後方だし。ノーマルなコンディションなら…雨の場合でも、僕ら前の方にいるだろうし…強い走りをするでしょう。でも作戦が肝心ですね。多分、水たまりがあるようなコーナーでは、ちょっと目をつぶるとかね。」
（2014年06月27日Diario AS記事参照）
ちなみに、予選2位だったマルケス選手は決勝戦に向けてこんな風に言っておりまして…
ヤマハ組の追い上げを覚悟しておりますぞぉ。
★予選後のマルク・マルケスのコメント。
【決勝レースでのライバルは？】
「（PPを取った）アレイシ・エスパルガロは確実に速いでしょう…特に一番ソフトなタイヤを履いてきたら、序盤が速いでしょうね。でも、僕のおもなライバルはホルヘ（ロレンソ）とヴァレンティーノ（ロッシ）のままですから。絶対に2人とも速攻で上位に出てくるだろうし、ここのコースはオーバーテイク・ポイントがどっさりあるから。去年なんか、ホルヘはケガしていて、グリッド12位からのスタートだったでしょう。」
（2014年06月27日Gpone記事参照）
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