MotoGP

『もうミラーはマルケス並みのハードブレーキング』ルーチョ・チェッキネッロ


『チェッキネッロの挑戦:ミラーはストーナー同様…勝てるリスク』

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★ルーチョ・チェッキネッロが、ジャック・ミラーやカル・クラッチロー、ステファン・ブラドルについて語った。

★ミラー選手は2014年シーズンはモト3クラスで総合2位をおさめ、来季よりチェッキネッロ氏が率いるホンダLCRチームよりモトGP参戦する。
クラッチロー選手はドゥカティから同チームに移籍し、来季はホンダ機で参戦。ステファン・ブラドルは同チームから3年間モトGP参戦し、来季はチーム・フォワードからヤマハオープン機で参戦する。

★チェッキネッロチームマネージャーのコメント。

【2014年シーズンについて…ステファン・ブラドルにはもっと期待していた?】
「2013年の事を思えば…皆がステファンの成長に期待を寄せてました…モトGPクラス3年目でしたから。多分、幻想を抱いてしまっていたのかもしれない…(2013年)ラグーナセカ戦はPPと2位を獲得しましたからね。もっと飛躍できるものと思っていたら…結果は出てこなかった。ブラドルは良いライダーなんだが、モトGPクラスのレベルは常軌を逸してますから。多分、私達の方でもホンダ機の調整について、ステファンにとって然るべき状態にまで到達できなかったのでしょう。ホンダRC213V機と言うのは手を入れれば入れるほど、もの凄いハイレベルなパワーを持ったマシンだと言う事が分かりました。しかし、ある方法でのみしか操縦できないんです…他のモトGP機に比べ速攻でマシンを立て直し、バンクが浅い状態で加速させるには、コーナー中盤まで低速で行くんですよ。」

【例えば、ホンダLCRのホンダ機にマルケスが乗っても、総合優勝できたと思う?】
「できたでしょうね。車台部分は、ほぼファクトリーチームと同じなんですよ。全く同じではないですよ…マルケスはホンダHRCにシャーシの改良を要請してましたから。違いは最低限ですね。エンジンと電制システムは完全に同じものでした。」

【ヴァレンシア/セパンテストを終え、ジャック・ミラー選手はどんな感じ?】
「あの一生懸命さとか意欲、情熱には、良い意味で驚きましたね。今やっている事を、本当に楽しんでいる。セパンでの2回目のテストの際は、ブレーキング・パフォーマンスにギョッとしましたね。もうマルケス並みのハードブレーキングなんです。もちろん、上位選手らのようなコーナー中盤でのスピードはありませんよ。でも、ポテンシャルは大きいですね。」

【2002年にストーナー選手を250ccクラスにデビューさせていたが…今回のミラー選手と比べ、どちらが大きな賭け?】
「似たり寄ったりのリスクってところでしょうねぇ。ストーナーはスペイン選手権125ccクラスから昇格してきて…けっこうな挑戦だった…ミラーの方も同様ですね。」

【クラッチロー選手はテストでイマイチだったが…ロッシ選手がドゥカティからヤマハに復帰した時と同様、勘を取り戻すのに時間がかかりそう?】
「そうなるんじゃないかなぁって危惧してるんですよ。ヴァレンシアテストで初乗りして以来、私も気づいてたんですけどね…1度や2度じゃなくね。ホンダRC213V機と言うのは特殊な操縦テクニックを要するんです…カルがそれを僅かな時間の周回で消化するのは単純な話ではないでしょう。でも、開幕戦からヨーロッパ戦に戻って来る頃までには、良いレースができるようになっていると思いますよ。」

2014年12月17日La Gazzetta dello Sport記事参照)



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チェッキネッロさんって、昔、選手とチームマネージャーを兼任してたんですよ!…へぇ〜〜〜クリックPrego > 人気ブログランキングへ

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