2016 SBK アッセン【レース1 表彰台コメント】

『2016 SBKアッセン　レース1 表彰台コメント』

★4月16日（土）、SBKアッセン戦レース1の1位〜3位選手のコメント。

★優勝ジョナサン・レイ
「ここアッセンでまた勝てるなんて良いもんですね。うちはウォームアップの後になってからレースに向けてマシンを変えたもんだから、マシンセッティングも新しくって。
ラスト数ラップってところでカウルの中で身構えて、最大限にプッシュしました。今日はレースで首位を走るのは難しかったんですが、本当に嬉しいですね。アラゴンではちょっとディフェンスにまわった感じだったんで、それ以来、久しぶりでしょ。ここで25ポイント獲得するって言うのは本当に重要だったから。このマシンは物凄いポテンシャルだと思うんだが、まだまだ最良フィーリングが掴めてないんですよね。今日のレースはうちにとって情報満載だったし、重要なタイミングで25ポイント獲得できたし。これは本当に信じられないですねぇ…おかげで内側から力が沸いてきて、タイトル争いに向け物凄い後押しになってくれますよ。
オランダのファンの皆さんには感謝してます。毎年、本当に暖かく迎えてくれて。それから、もちろんチームにも感謝です。懸命に作業を進め、常に士気を高めてくれてね。
アラゴン以降、底に沈んでしまったような気分だったけど、また、地上に浮かび上がれました。」

★2位チャズ・デイヴィス
「今日は雨のせいでコースにあまりラバーが乗っていなかったし、絶対に戦闘力が高かったわりにはフロントタイヤがタレてしまって。レース中、それほど無理したわけでもないんですけどねぇ。
自分のリズムを刻んで、競り合いから抜けだそうと頑張りました。後ろの方で壮絶な戦いになってたんで。でも、強風のせいで、その後、なにかと厄介になってきてしまって。今日は先頭を切って走るよりは、後について行く方が簡単でした。最後になって気づいたんですけどね。
優勝を目指してあらゆることをしたけど、ラストラップ序盤にフロントが流れそうになってしまい、10メートルほどロスしてしまったんです。その後、挽回はできませんでした。明日は雪辱戦で行きますよ。」

★3位ニッキー・ヘイデン
「レース用タイヤはドライコンディションで少ししか走ってなかったんで、レース序盤は密度が濃かったですねぇ。多分、スーパーボール（予選）の時に2〜3周しか走ってないんじゃないのかなぁ。だから、もう何が起きるか予測できなくてね。
スタートが実に良く、トップグループに付いて行くことができました。ただ、（先頭グループが）けっこう速くて、引き離されそうになる度にちょっとリラックスするようにしてました。終盤、マシンの乗り心地もコースコンディションも良くなってきたんで、ラスト2周でプラスアルファの何かができるんじゃないかって思いました。でも、マイケル（ファン・デル・マーク）の転倒直後、第5コーナーで大変なことになってしまって。それで、3位獲得にしておいた方が良いだろうと思ったんですよ。
けっこう時間がかかってのSBKでの初表彰台なんで、チームの懸命な努力に感謝したいですね。明日が楽しみですよ。また優勝争いができれば良いんですけどねぇ。」

（2016年04月16日『Moto.it』記事参照）
（2016年04月16日『Moto.it』記事参照）

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