『ロッシ:グリップは良いが、乾きが悪い』
★10月28日(金)、セパン戦FP1でヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)がドライながらも一部コースが濡れていた午前FP1を5位で、レインタイヤで初まり一部の選手はスリックで終了させていた午後FP2を13位で終えた(※FP総合5位)。
★ロッシ選手のコメント。
「新しいアスファルトを判断するにあたり大きな期待があったんですが…けっこう良いですね。良い仕事をしてますよ。かなり良くなってる。なめらかになったし、しっかりしてます。傾斜に手を入れたコーナーも悪くない。第15コーナー(※最終コーナー)も悪くないですよ。紙の上で見る分にはちょっと変な感じだけどね。ただ、残念なことに乾きが悪いんですよ。FP1なんか雨が上がってから少なくとも3時間は経っていたはずなのに、濡れた部分が残ってました。ここでは毎日雨が降ることを思えば、けっこうな問題でしょ(※こう言ってる間も土砂降りの雨が降っている)。
FP2は逆にレインタイヤで走ったが、これはこれでフィーリングは悪くないんですよ。結局、スリックを最初に履いてみた方が良かったのだろうけど、解決案を色々と試してるうちに出遅れてしまって。実は、ドライ用タイヤでタイムアタックもかけなかったんですよ。路面の乾きが悪いと言う特徴が、レースを左右することになるかもね。」
【危険なのでは?】
「とにかく、実にもったいない話でね。良いコースだし、アスファルトも良い出来なのに、開始4時間前に雨が降ったら完全には乾かないんだから。そうなると、確かに多少危険でしょうね。部分的に濡れた箇所が残るわけだから、注意してないと。」
【ヤマハM1機とコースの相性は?】
「2通り、試してみなければならない流れがあったんですよ。ちょっとした手がかりは見つかったが、マシンのポテンシャル80パーセンで走ってるとなかなか検証しづらくてね。そう言う意味では、FP2なんかもっと悪くて…手がかりなしでしたね。アスファルトが乾いてくると、確かにちょっと苦戦しますね。でも、セッティングの方は、それほど遠いって感じじゃないけど。」
【ゴールに続く最終の第15コーナーは、どう?】
「第1コーナーに差しかかる際に減速するよう改修されたんです。目標は達成されてますね。悪くないですよ。それほど大きく変わったわけじゃないし…ただ、加速でのマシンのコントロールがちょっと難しくなりましたけどね。最終コーナーは遅くなったが、アスファルトが新しくなるとどこでもスピードは上がるものだから。コンディションが理想的なら、今までより1秒速く走れると思いますよ。」
(2016年10月28日『Moto.it』記事参照)
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