F1

クビサ独占インタビュー「強くなって戻る!」

F1『クビサ初の独占インタビュー “ 強くなって帰ってくる”』




2月6日、ロンデ・ディ・アンドーラのラリーでの事故で重傷を負ったロバート・クビサ選手は、その後もサンタ・コローナ病院(ピエトラ・リグーレ市在)に入院治療を続けており、現在は蘇生室から外科病棟へと移されている。
今日、二ヶ所の手術が予定されているのだが、クビサ選手はすでに復帰に向けて準備を進めたいと苛立っているのだ。
今回、そんなクビサ選手に事故後初めての独占インタビューを行なったのだが、要約だけを読んでも、それが良く伝わってくる。
聞き手は当紙のピーノ・アッリエーヴィ特派員。




いつものロバートだった − 頭の中の話でなら、アイロニーと言う意味でなら、また、
基準外キャラと言う意味でならは、クビサ選手はもう戻ってきている。
切断が危惧された、あの右腕を動かして見せた。
「指は動くんですよ。感覚もあるし。それに腕もね。でも、まだ手術しなくちゃいけないって言うし、それからじゃないと分からないでしょうね…。」

近づいていた死 − ロバートは非常にしゃんとしていた。寛いだ表情で、熱もないと言う。もはや命の危険はないのだ。
「今回のことは残念に思ってます…。起きるべきことじゃなかった。でも、何も覚えていないんですよ。マネージャーのダニエーレ・モレッリ氏から全部説明してもらって知りました。」

ポーランドから両親が − 「両親がポーランドから駆けつけてくれて、もう、帰ったんですけどね。母には可哀想なことをしてしまいました。ひどく苦しませてしまって…。痛みはあまりないんですよ…。鎮痛剤を与えられててね…。手術が終わったら、今度はレース復帰の方に向けて頑張らないと…。この最大の事故の後からね…。こんなの初めてじゃない。2007年のカナダでの衝突事故の後もそうだったし。そう出来る力とモチベーションが沸き上がってくるもんでしょ。ドライバーとして、もっと強くなって戻りますよ。トップドライバーとしてね…。今季中に復帰しないとね。右腕の調子は良いですよ。7年前に酔っぱらいに轢かれた時に比べてね…。」





なぜラリー参戦? − 「僕の方こそ聞きたいですよ。なぜラリーで走るのかって。キツい、厳しいトレーニングですよね…F1にとって。集中力を鍛えられるし…。また、やるかって?どうでしょうかね…。」

たくさんの見舞客 − 「ブリアトーレ氏に会えて良かったなぁ。稀有な人物ですよね。それにアロンソやロペス、ペトロフ、アレジ、リウッツイ達も来てくれたし。良いよねぇ。サーキットじゃ、人の本当の顔って見えないもんだからね。損得関係があまりにもありすぎて…。」
クビサ選手の話はもっと先に進みそうだったのだが、すぐに疲れてしまい…。
ただ、彼にとっては新たな人生が幕を切ったのだ。
本人が言うように、『最良の人生』が。



(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:La Gazzetta dello Sport 2011年02月11日



クビサ選手はポーランド人ながらも
その人柄やコメントの面白さから
イタリアでも非常に人気のある選手なんです。
あっ、ちなみに、病室には
やはりポーランド人として有名な、
前ローマ法王の写真が飾られたそうですよ。

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