MotoGP

V.ロッシ:女だったら僕と付き合うのにな…

モトGP『ヴァレ大盛り上がり“ロレンソは皆に愛想悪い”』

最初はガチガチだったが、段々とリラックス。レースの時のようだ。まぁまぁのスタートから、ものすごい追い上げをした…と言うところか。
ヴァレンティーノ・ロッシが、明日から二夜連続『Canale 5』で放映される『Chiambretti night』の収録を終えたのだ。
事前にカスターニャ医師の所に寄って来たロッシ選手は、いつも通り遅れて到着。
「肩はまだ痛むんですが、どうしてなのかが分かりました。二頭筋の腱が本来の位置より上にあるからなんです。」
司会のキアンブレッティ氏がロレンソ選手並みの猛スタートを切るものの、ロッシ選手は守りに入って少々堅い感じだ。
ドゥカティ移籍については、
「少し前から、そのことについて良く考えていました。移籍はグッドタイミングでしたよ。後悔してるかって?なぜですか?まだ始まってもいないのに。いまだに、ストーナー選手がどうやって乗りこなしてたのかを考えてる最中なんですよ。」

やっと調子が上がってきたロッシ選手。まずは事故や恐怖については…。
「レース前は今でも恐くて恐くてたまりませんよ。まるで子供みたいにね。」
学校について。
「1番じゃなかったですよ。後ろから追いかけて来るグループの中にいましたね…。」
税金について。
「ミスを犯してしまいましたが、でも、支払いましたから。あぁ、あのビデオも、くっだらなかったですねぇ。」
F1について。
「過去の話ですね。」
女性について。恋人のマルワさんもスタジオ内に来ており、ロッシ選手は数年前にスクープを否定。
「エリザベッタ・カナーリスさんが僕に身を任せなかったってことは、はっきり言えます…。」と言いつつも、
「もし僕が女性だったら、ヴァレンティーノ・ロッシと付合いますけどねぇ。」
ここでイタリア人気ロッカー、ジョヴァノッティとヴァスコ・ロッシと電話がつながる。その後、ラグーナセーカでトム・クルーズに会ったことを思い出す。
そして、現在のライバル達につけた点数を披露しつつ、コメント。
「優勝候補はストーナー選手ですね。こう言っておくと、ちょっとだけ彼の運にケチがつくかもしれないし。ロレンソ選手ですか?皆を同じ意見にさせるんだから、凄いですよね。誰に対しても感じが悪いんだから。」
マックス・ビアッジについては、
「もの凄い戦いでしたよね。ただ、あの人は負けるってことできないんですよ。」
マラドーナについては、
「伝説的な人物ですよね。ただ、ドラッグに関しては真似しちゃだめだけど。」

将来について。
「ジョーダンやシューマッハのようなことはしない
でしょう。もう、これ以上は楽しめないと思ったら引退するつもりです。」
ベルルスコーニ首相について(物真似もしながら)。
「あの人は強いし、最近の事件を見る分には、皆、ちょっと羨ましくなりますよね…。ただ、立場を考えるなら、やってはいけなことって言うのはあると思います。」
ショーは終わった。
次は3月20日のカタールから、また新たなショーを始めなければならない。本当に重要なやつをだ。


(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Corriere della Sera 2011年03月10日



あっ、あの、芸能関係には関心のない皆様、
エリザベッタ・カナーリスと言うのは
現在、ジョージ・クルーニーと交際中のイタリア女優であります。

しかしカナーリスが原因で、昔の彼女と別れたと
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POSTED COMMENT

  1. machcat より:

    いつも面白い記事をありがとうございます。 ここ以上にMotoGP関連の面白い話題を読めるサイトはないかも・・w

    ヤマハの壁の問題でロッシ自身が話してくれたのは初めてじゃないですかね。 ロッシ的にはロレンソは相当嫌いなタイプだったって事なんでしょう。 しかしながらセッティングを見せれる様な弱いライバルじゃないってのを認めてたのも事実なのしょう。

    ストーナーのロッシ評は結構面白い。 ロッシが純粋に速さと才能を評価してるって事は実は凄い事。 でもストーナーには戦略眼が無いから同等のマシン条件なら負けないって事を言いたいんでしょうね。 ストーナーとロレンソを天秤にかけたらロッシ的にはロレンソの方がやりづらい相手なのかも。

    シモンチェリの評価も深いですね・・ マシンが速ければ強いけどっていうストーナーと似た評価を今のところはしてる様です。 証明しなければならない事ってのは恐らくサテライトマシンでもワークスに付いて行ける(要は純粋な速さのポテンシャル)能力の事でしょう。 後、勝てるマシンで優勝を出来るかって事かな。 この辺は今年要注意ですね。

    最後に日本のファンに関して語ってますが、ロッシは少し誤解してるかも。 日本のファンはホンダだろうとヤマハだろうとドゥカだろうと前を走るロッシが見たいと思いますよ。 ロッシが思ってるほど日本人ってナショナリズム的要素が無くて、どっちかというと人に対する尊敬の方が強いですからね。 ロッシが日本で勝っても喜んでる姿見たら少し変わるかも。(^^)

    • よしちゅう より:

      そうなんですよ、確かにYAMAHAのヴァレが見たかったって言う意見もかなりあちこちで聞きますけれど、でも結局は走るヴァレを見れたら「青」でも「赤」でも勝てば嬉しいんですよね。だからもてぎでぜひ一等賞になってヴァレファンを歓喜させてもらいたいです。そして、そんなわたしたちを見て誤解を解いて貰いたいものです。

    • chirico より:

      machcatさん、こちらこそいつも読んでいただいて本当に有難うございます!
      しかも、そんなComplimennti(褒め言葉)までいただいてしまって!!

      記事にあった番組を実際に見てみたんですが、去年、殺害脅迫メールを受けていた話題では「犯人はロレンソ選手の友達でしょ。」なんて言ってましたよ〜(ホントに嫌いなんでしょうねぇ…)。

      ストーナー選手の速さに関しては、皆、口を揃えて「すごい!」って言いますね。
      シモンチェッリに関しては、現在のところは友達だけど、今後、真剣にライバル格になってきたら、ロッシの対応が変わって来るだろう…なんて言うイタリア人もいるんですよ。
      シモンチェッリはストーナー達同様、ワークス仕様のマシンに乗るから、今年あたりは友情にヒビが入るやもしれませんね。

      日本のファン云々ってコメントは、私もちょっと誤解してるなって思いました。
      ただ、イタリア人はまさにそう言う国民性だそうで(だから長友選手の実力も、なかなか公平に判断されないのだとか)、それに慣れてるから、そう思うんでしょうね。

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