先のミザノ戦…ロレンソ選手に招待されたとかでマックス・ビアッジが観戦しに来とりました!
イタリアTVの方では、ちらっとインタビューされた時、WSBのタイトル争いについて聞かれたら急にスポンサーのキャップを被って真顔で話し始めたんで、解説陣から「帽子かぶるな〜!!」って叫ばれてましたが…
さて、ビアッジと言えば往年のロッシの宿敵…このタイミングでコメントを求められないわけがないわけでして…
『ビアッジ:ロッシ?戦闘力はでるだろうけど、それだけで良いのか?』
「ストーナー不在の現在、ペドロサ/ロレンソ両選手だけが別のスポーツをしているわけだ。おそらくヤマハのマシンの方がこのままバランスが取れていくだろうが、ホンダもかなり弱点を克服してきている。
7〜8年前に比べるとモトGPは随分変わってしまった。今は平均年齢も低くく…つまり、リズムもパフォーマンスもそう言うことになるわけだ。ロレンソ/ストーナー/ペドロサも1〜2才しか年が違わないし、それに比べ、ヴァレンティーノは8才も年上だ。彼にとって話が簡単にいかないのも当たり前だろう。
1998年にオレがしたようにデビュー年に勝つなんてころは、今は難しいだろう。若いの中ではマルケスが一番気に入ってる。新たな主役に担う次期候補者ってところだろう。
(ロッシに関し)2年間の暗闇を経て、ドゥカティとの別離発表の最も醜い面が浮び上がってきている…スポーツを生業にする者にとって、あのロッシファンとドゥカティファンの対立を目の当たりにするのは嫌なものだ。双方にとって容易な話ではないのだろうが、まぁ、いずれ収まるだろう。しかし、2年間も苦労しながら、現在、トップを走るマシンに2年も乗れるオファーが来るなんて不思議なことだ。多分、ロッシには神通力があるのだろう。
ロッシがヤマハで活躍してた頃、ロレンソに対しピット内に壁を設け、若干ながら以前は見られなかったような脅威を見せていた。
ロレンソはオープンな若者だ。通常、ライダーと言うのは他人の狡さからも学ぶものだが、彼は違う。まるで違う時代のライダーみたいだ。
来年、ヴァレンティーノの戦闘力が増すのは確実だと思うが、彼にとってそれで充分かどうかは分からない。
ドヴィツィオーゾは良いライダーだが、このスポーツでは速い選手はどっさりいる…本当に才能があるのはタイトルを取るのにそれほど時間をかけない選手らだ。ドゥカティに適しているのかどうか。イアンノーネの方は…夢中にはさせられないね。もっと控えめなタイプが好きなんだ…控えめさって言うのも色々だけどね。」
[日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Gpone 2012年09月17日記事より抜粋]
同じ内容の記事に『corriere dello sport』サイトが下の写真を使っとりました。
なかなか珍しいツーショットでは…
ビアッジ選手に色々と言われたロッシ選手はですね…特に、これと言った反応はしとりません。
強いて言うなら『違う時代のライダー』発言に反応したのかどうか…こんな写真をツイートしとりました。
Great old times pic.twitter.com/A1IgH6Z5
— Valentino Rossi (@ValeYellow46) September 19, 2012
全然関係ないんですけど、これも載せときますか…
《僕のグリッド・ガールを愛してるんだ》
Amo la mia ombrellina @RobertoBrivio pic.twitter.com/eah1aASf
— Valentino Rossi (@ValeYellow46) September 19, 2012
ロッシ選手の『グリッドおじさん』…ダヴィデ・ブリヴィオマネージャーの弟さんなんですね…
『グリッドおじさん』と言えば、ホンダ・レプソルなんかはストーナー選手以外そうですよねぇ。以前、ペドロサ選手がインタビューで「グリッドには1人でも多くのメカニックに入ってもらいたいから。それに気が散らなくて良い。」なんて言ってましたが…
ちなみにイアンノーネ選手の『グリッドおじさん』は、同選手のお父さんなんですよ。
あっ、そうそう…そう言えば、モト2クラスのエレナ・ローゼル選手がアラゴン戦向けに『グリッド・ボーイ』を募集しとりました!!