MotoGP

2013カタールGP【決勝レース経緯】:モトGP・モト2・モト3

モトGP『カタール決勝の経緯』

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★カタール開幕戦はホルヘ・ロレンソがPPスタートを切り、後ろを振り返る必要もなく鬼神リズムを刻んで穏やかに勝利。

★ヴァレンティーノ・ロッシは序盤にミスを犯し7位まで落ちたものの、見事な追い上げでマルケス選手を抑え2位(+5.990)。

★デビュー戦で3位表彰台のマルク・マルケスはペドロサ選手(+6.201)を凌駕。

★快調な滑り出しを切ったアンドレア・ドヴツィオーゾは7位(+24.355)。ヘイデン8位(+24.920)、イアンノーネ9位(+37.124)。

★ロッシ選手のコメント。
「良いスタートを切ったのに、自殺点を放ってしまって。ハードブレーキング地点でダニ(ペドロサ)のブレーキガードに接触してしまい、かなり危なかったんですよ。多分、ダニがいつもより若干遅めに進入してたんじゃないのかなぁ。ヤマハが信頼してくれた事に感謝してます。今年、僕らは楽しめると思いますよ。」

★ロレンソ選手のペースは1分56秒台で安定し、初めてタイムが落ちたのは12周目の終わり。ラスト6周でマルケスがペドロサを抜く。直線コース終わりでロッシがクラッチローを攻め、後者がハードブレーキング地点で競り合おうとするものの膨らんでしまう。

★全選手、リアタイヤにソフトを選択。

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:2013年04月07日 Gpone記事より抜粋)


モト2『カタール決勝の経緯』

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★カタール開幕戦の勝者は、プレシーズンを制覇したポル・エスパルガロに決定。2位スコット・レディング(+)はエスパルガロヘのアタックに失敗。3位日本人ナカガミ選手(+)はスタート快調。

★エスパルガロ選手はラスト5周の直線コース終わりでレディングを抜き、その後は両選手の優勝争いを3位ナカガミ選手が落着いて傍観。その時、4位以降はコルシ、カリオ、エガーター、シモンで混戦中。最終ラップでレディング選手が攻めるものの、コースアウトしそうになって断念。

★表彰台はカレックス天下。上位5位以内に4選手が入っている。

★エスパルガロ選手のコメント。
「当初、ナカガミがレース序盤でプッシュして来るだろうと分かっていたけど、僕も良いペースだったからナカガミを独走させないよう…スコット(レディング)と一緒にやり遂げましたね。開幕戦で勝つって言うのは素晴らしいですね。」

★レディング選手のコメント。
「最後まで頑張ったけど…勝てるリズムではあったんだけど、結局、何かが足りなかった。」

★ナカガミ選手のコメント。
「ポルやスコットに付いて行けるよう頑張ったけど、無理でした。チームには感謝してます…全てがパーフェクトでしたから。」

★イタリア陣トップはシモーネ・コルシ7位(+19.230)。

★ディ・メーリョ選手はメカニックトラブルによりピットスタート。

★ラタパー・ウイライローはジャンプスタート。

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:2013年04月07日 Gpone記事より抜粋)

モト3『カタール決勝の経緯』

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★予想通り、スペインライダーの駆るKTM機が圧勝。サロム/マルケス両ベテラン選手がリンス/マルケスのチーム・エストレージャ若手コンビを自由に泳がせ、最後の最後で凌駕しサロム1位、ヴィニャーレス2位(+0.417)、リンス3位(+0.423)、マルケス4位(+0.701)、フォルガー5位(+0.916)。

★丹念に様子を伺う選手らによる戦略勝負となった。ラスト6周から小競り合いとなるが、ヴィニャーレス/フォルガーは参戦せず。ラスト2周でヴィニャーレス選手が第1コーナーの完璧なハードブレーキングで首位を取るものの、リンス/マルケスが即座に抜き返しレースは白熱。

★リンス/マルケスコンビを最初から最後まで見ごたえあるレースを続けたが、サロム選手が最終ラップの第1コーナーで浮上し、ヴィニャーレスがそれを追う展開となる。サロム選手の最終ラップは完璧で、ヴィニャーレス選手に0.4秒差でゴール。

★イタリア陣はニッコロー・アントネッリは第1ラップで転倒リタイヤ。昨年のデビュー戦で2位だったロマーノ・フェナーティは最悪のスタートを切り、ギリギリポイント獲得圏内の15位。ベテランのトヌッチ選手も苦戦の18位。

★フェナーティ選手のコメント。
「マシンは散々で、ブレーキングにも大問題がありました。マシンのトラブルに関して…チームとあまり意見が合わないんですよね。」

★唯一の女性ライダー、スペイン人のアナ・カラスコスは20位。

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:2013年04月07日 Gpone記事より抜粋)

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POSTED COMMENT

  1. vale46 より:

    Moto3状況、去年に引き続きKTMにヤラレッパナシ、不甲斐ないFTR.Hondaさんこれでいいのか、日本人としては少々いやかなり残念に思います、又KTMの開発、意欲はすばらしてですね。

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