『レース1リザルト』
レース1
サイクス選手は非常に良いスタートを切ったが、第1コーナーでラバティ選手がトップに出て、デービス、ギュントーリ、ジュリアーノ、メランドリ、各選手が後に続く。チェカ選手は第1ラップ終了時点で10番手。4周目の第18コーナーではラバティ選手がコースアウトしピット帰還（排気系のトラブルが原因）。その2周後にはトップのサイクス選手にトラブルが発生しリタイア。不測の出来事が続く。
レースの3分の1終了時点でチャズ・デービスがトップ。2番手のシルバン・ギュントーリから1秒7のマージンでレースを主導し、後続のマルコ・メランドリを5秒近く引き離す。12周目にはギュントーリ選手が首位デービス選手を抜くシーンがあったが、ミスを犯し、ギュントーリ選手はメランドリ選手の後ろへ。16周目、今度はメランドリ選手がミスをし後退。後続グループのジュリアーノ、レイ選手と共に3位争い。
チャズ・デービスは最後の2周でペースを落としたものの、2位のシルバン・ギュントーリを5秒引き離し優勝。3位はマルコ・メランドリ。最終ラップで3位だったダビデ・ジュリアーノはゴール手前、燃料切れでリタイア。
『レース2リザルト』
レース2
カオス状態のスタート。クルーゼル選手のエンジンが停止しイエローフラッグとなり、その後、バズ選手のエンジン停止でスタートやり直し。バズ選手は最後尾スタート。
スタートではラバティ選手がサイクス選手を凌駕するものの、第2コーナー、タイヤ温度の低さ故に転倒リタイア。サイクス選手はデービス、ギュントーリ、メランドリ各選手の先頭に立ちレースを支配。サイクス選手がミスを犯しデービス選手の後ろへ、ギュントーリ/メランドリ両選手からも抜かれ、この後続バトルはデービス選手を有利にする。レース前半、チャズ・デービスは1分59前半で廻り、後続を1秒半引き離す。2番手ギュントーリ選手も独走状態に入り、メランドリ、サイクス、ジュリアーノの3選手による表彰台争いが行われるが、メランドリ選手が後退。
チャズ・デービスは最後まで2秒以下で周回し2位ギュントーリ選手に5秒差を付け、本日2回目の優勝。3位トム・サイクス。なお、シルバン・ギュントーリ選手は85ポイントで総合1位、総合2位のデービス選手に22点差である。
『チャンピオンシップ』
（日本語翻訳：moku / 伊語記事：レース1、レース22013年04月14日 Gpone記事より抜粋）
