MotoGP

ロッシvsドヴィツィオーゾ:ドゥカティ対決

さてさて、この間のル・マン戦では思い切り表彰台にかすりまくっていたアンドレア・ドヴィツィオーゾ選手。
イタリアでも「頑張ってる」って、なかなか評判が良いんですよ。
こうなると、やはり去年のヴァレンティーノ・ロッシ選手と比べたくなるのが人情でして…
シーズンが進むにつれて、この手の記事がどんどん出てくるんでしょうな。

『ロッシvsドヴィツィオーゾ:ドゥカティ対決』

gpone-rossi-dovi.jpg


★今シーズンよりヴァレンティーノ・ロッシに代わってドゥカティ機を駆るアンドレア・ドヴィツィオーゾと言えば、やはりホンダ/ヤマハの日本機で育ったライダーで、そのスマートなライディングスタイルはデスモセディチ機向きとは言えず、最高峰クラスでの優勝は1回のみ。しかし、テストライダーとしての才能は広く認知されている。

★2012年のロッシ選手のリザルトと、現在のドヴィツィオーゾ選手のそれを比較してみた。

・予選リザルトはドヴィツィオーゾ選手の方が好成績。カタール戦も好調だったが、ル・マン戦ではファーストロー(予選3位)を獲得と言う…ロッシ選手がドゥカティ時代に果せなかった快挙を成し遂げている。カタール/ル・マン共に首位タイムとのギャップも0.5秒未満で、これもロッシ選手がシーズン最初の4戦目までに叶わなかった事。

・決勝レースに関しては良い勝負。昨年のカタール戦後、無惨なリザルトに激昂していたロッシ選手に対し、今年の同戦のドヴィツィオーゾ選手の方が僅かに上回ってはいるものの首位とのタイム差が大きく、順位もパッとしない。
また、ヘレス戦のドヴィツィオーゾ選手は最悪で、昨年の同戦のロッシ選手より順位は良いが、首位とのギャップは約7秒増えている。ル・マン戦はどちらもウェット・コンディションながらロッシ選手は2位で、ドィツィオーゾ選手は4位。
なお、1〜4戦までの獲得ポイント数はロッシ選手の方が多いが、首位との順位差は両選手とも同じ。

★メンタル面を考慮するなら、今年のドヴィツィオーゾ選手は新たなチャレンジに対しモチベーションも高いが、昨年のロッシ選手はもはや気持ちは終着点に達し始めていた。

Qualifiche:予選、Distacco:ギャップ、Gara:レース、Punti:ポイント
gpone-rossi-dovi2.jpg


(Source:2013年05月22日Gpone記事より抜粋)

まぁ、結局、この勝負…結果は出しようがないでしょうって事なんですが…
ただし、上の記事は「ドヴィツィオーゾ選手はこれまでのキャリアの中でも一、二を争うぐらい好調そうであり、この状態を最大限に活用できなければもったいない話だ」と締めくくられておりましてね。
雰囲気的にはドヴィツイォーゾ選手に軍配が上げられてるって感じもしますねぇ…


おまけ映像も付けときますか。
今シーズンが開幕してちょっと経った時ぐらいかな…
イタリアのニュース・バラエティ番組『Le Iene』が、こんな映像を作りましてね。
色々な著名人がウルトラスに取り囲まれて応援歌を合唱されると言うシリーズ企画で、ドヴィツィオーゾ選手がやられとりました。
あっ、ドヴィツィオーゾ選手の部分は1分45秒ぐらいから始まります。


VEDIO Pio e Amedeo gli "Ultras dei Vip" con… 投稿者 f1660399471

(字幕)
あえてキング・ヴァレンティーノの
お下がりマシンを奪い取った超速野郎
その名もアンドレア・ドヴィツィオーゾ

(応援歌)
嗚呼、ドヴィツィオーゾ
お前のことは知ってるぜ
中古マシンを駆りながら
シケインでは歯を食いしばるが
いつもドクターにやられちまう



ムジェッロは…どうなる!!クリックPrego
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