MotoGP

セテ・ジベルナウ判定:ロレンソvsマルケス接触事件

ヘレス戦でのロレンソ&マルケス両選手のオーバーテイク接触事件…
2005年のロッシ/ジベルナウ両選手のそれと比較されてる訳ですから、やはり、この方の意見も聞いてみなければね。
と言うわけで、久し振りのセテ・ジベルナウ元選手の登場であります。

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★今年のヘレス戦でのマルク・マルケス/ホルヘ・ロレンソ両選手のオーバーテイク接触について、セテ・ジベルナウがコメント。
「まぁ、簡単に一言では言えないような話なんだけど…もちろん、ファンの皆さんや世間の方々も、今回の件については各自意見があるわけでね…僕にも意見はあるんですが、あまりにぱっぱと言っちゃうと…絶対に変な意味に取られちゃうから。

元ライダーで、現在、熱狂的な2輪ファンとして、建設的な見方を心がけてるんだけど…まぁ、特に正しいとか、特に正しくないって事はないでしょ。
正しく裁定すべき規則がないと、議論が巻き起こりますよね。はっきりとした規則がないと、各自それぞれの解釈やら、その場の判断に任せてしまい、スポーツとは離れたところの損得勘定で、こっちが正しいとかあっちか正しいって事になってしまう。選手の命に関わるような危険な操縦についての問題を、悪戯にいじくり回すと言うのは…僕としては正しいとは思えないんですよ。曖昧な規則にしておくと言うのは選手にとっては危険な事だと思うし、この手の議論が巻き起こっても仕方がない。あの手の出来事には危険が伴うものだし、僕個人としては、世界選手権はこの手の危険を回避するようにすべきだと思いますね。同選手権は既にかなり複雑になっていて、選手は充分に危険にさらされている。各コーナー、各オーバーテイク、各スタート地点に危険はあるし、身体を張ってますよね。もっと勇敢になろうとして、あんな操縦をする必要はないし、あそこでの勇敢さなんて無効ですよ。

モト3からモトGPまで、毎週日曜日にレースに出ている選手らは全員偉大なライダーで、非常に勇敢なスポーツマンで、あんな事で怖じ気づくような選手じゃない。コーナーの度に、レースの度に危険に身をさらしていて…僕としては、それ以外の危険に身をさらすなんて正当な事とは思えない。終いには、あの手の接触や、話題になるような事故を必要とするようになるでしょ…マスメディア的にはインパクトがあるしね。世界選手権と言うのは既に充分重要で、面白いものだと思うんですよ…話題作りの接触なんか必要としないぐらいにね。

2輪レースのニュースって言うのは厄介な状況を引き起すような操縦なんかじゃなく、もっと違う事で語られるべきだと思います。それは皆、分かってる事で…不幸な出来事って言うのは起きてきたし、でも、それを防ぐ為の方策は考えず、結局、最悪の結果を嘆く事になってしまう。世界選手権はこの手の事を最小限に抑えるよう努力すべきだし、特に、規則を決めるべきでしょう。

今回の事だけじゃなく…世界選手権と言うのは18〜20才ぐらいの若者がどっさりいて、度胸と軽率さの区別はつかないものでしょ。
世界選手権は若手選手らに、自分のためにも、他の選手のためにも、世界選手権のためにもやってはいけない操縦と言うものがある事を、明確にするべきです。終いには、18〜20才の若者を危険にさらすような操縦をさせて世界選手権を面白くしているって批判される事になるじゃないですか。

ああ言う操縦をして、もし2人とも…もしくは1人が転倒していたら処罰されていたのか?今回、処罰がなかったのだから、理屈としては、無いでしょう。では、1人もしくは2人共がケガをしたなら処罰されていたのか?これも無いでしょう…方針は貫くべきですからね。では、いつの日か最悪の事態が起きてしまったら?その時は処罰するんですか?どの程度のケガなのかによって処罰する?そんな事になる前にどうにかすべきだと、僕は思います。見ごたえとか度胸って言うのは、ああ言う事で生じるものではないでしょう。18〜20才ぐらいの若手が自分は何でもできるって思うものだって事は分かりますよ。ただし、世界選手権は何は出来て何は出来ないのかと言う事を示すために上に立っていなければならないんです。
あんな操縦をしなくたって選手は勇敢なんですよ。ホルヘ(ロレンソ)やダニ(ペドロサ)や他の全選手…モト3クラスに至るまで勇敢ですよ。サッカーのメッシ選手は『ゴールデンシュー』賞を貰ってる…もしライバルを蹴飛ばしたらレッドカードで退場させられるでしょう。でも、そんな事で賞を貰ってる訳じゃない。マルク(マルケス)だって、あんな操縦をしなくたって充分に勇敢な選手だと思うんですよ。

規則を作って下さいよ。それがあれば、何ポイント分の処罰ができるのかが分かるじゃないですか。しかし今はそれが無く、若手選手を自由にさせてる事で議論が起き、その彼らに危害が及ぶかもしれないんです。世界選手権は、その時まで悠長に待っているべきではない。そうならないような規則を作るべきです。

【2005年のヴァレンティーノ・ロッシ選手にオーバーテイクされた時と比べて】100%ぴったりと言う訳ではないけど、同じものですね。多分、ホルヘの方がスペースを残してたでしょう。ただ、マルクが“スペースがあったから”と言ってたけど、最後尾からスタートした時の第1コーナーでだってスペースを見つける訳でしょ。プッシュしますか?この手の判断を各人の手に委ねるべきではない。世界選手権はこの手の危険を避けるべく、分別をつけるべきです。
若い選手らが走ってる姿を見るのは楽しいけど、転倒してケガをするのを見ると胸が痛みます。あんな操縦で転倒しないで済むよう、回避すべきなんです。ホルヘが転倒しかねなかった事には皆が同感してるし、2人とも転倒していたかもしれないんです。手首でも骨折したらどうするんですか。そんなの良くないですよ。ただし、あくまでもこれは、ただの2輪ファンである僕の意見ですけどね。」

(Source:2013年05月22日 Motocuatro.com記事より抜粋)


え〜〜〜そして、セテ・ジベルナウ元選手、今シーズンのチャンピオンにはペドロサ選手を応援してるんだそうですよ。


そうそう…ヘレス戦の時の恒例プレスカンファレンスでの写真なんだそうですが…
2人のこの絶妙の表情…なにかの前ぶれだったんでしょうかねぇ………

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