『ロッシ:もう、これ以上は無理だってことを確かめたかった』
★10月24日、エミリア・ロマーニャGP決勝戦で、ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ・ペトロナスSRT)がグリッド最後尾(23位)からスタートし、10位でゴールした。
★ロッシ選手は今シーズン末に引退するため、同戦が最後のホームレースとなった。
★レース後、ロッシ選手がイタリア衛星放送『SKY』のインタビューで、次のように話した。
「今年、もっと高い戦闘力で行けるかと思っていたんですよ…でなければ、昨シーズンで辞めてたから。
技術的に見れば、僕はトップクラスではないわけで…マシンの戦闘力は高くなく…僕の戦闘力もね。そう言う理由から、こう言う結果なわけですよ。
大勢から聞かれるんだけど…とにかく、僕は大丈夫ですよ。(精神的に)大丈夫だから。2019年までは引退するって考えるとジタバタしてしまい…心配してましたけどねぇ。
今は、(引退後の)4輪レース参戦の計画も立てているし…まぁ、二輪レースでのレベルには及ばないだろうけど。
もう1年早く、こうすることもできたけど…最後の最後まで挑んでみたかったんですよ。もう、絶対にこれ以上は無理なんだってことを、確かめたかったんでね…今年、参戦したおかげですっきりしましたよ。
もし戦闘力が高かったら、まだ続けていたでしょうね。ただ、昔、勝ちまくってた頃の映像を観ると、いろいろな理由から、皆、今よりずっと遅いんですよねぇ。
僕は良い選手だったし、努力もし、ここ何年間かけっこう伸びてこれたから。125cc時代の選手の顔ぶれを見ても、僕が全盛期だった頃の選手で今も現役なのは僕ぐらいなんですよねぇ。」
(参照サイト:『Corriere dello sport』)
(Photo:Instagram)
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ロッシは最高の終え方を選んでくれたと僕は思ってます。
ロッシがGP500に上がってから格段にこのクラスのレースが面白くなってずっと観てました。シュワンツの頃も観てましたがワクワク感というか楽しみ度が全然違いました。
なのでもう無理っていうのが僕らも確認できた今シーズンでの引退は納得というか、諦めがつきます。
ちょいちょい表彰台に上がるのに辞めるなんて言われたら諦めがつきませんよ。
でもこのあいだの雨のレースの時みたいな展開で棚ぼたでもいいので最後に表彰台に立ってほしいなぁとも思いますね。
聞きたかったこと言ってくれた。2輪選手としての締めくくりとしてこれ以上ない。あ、ダッチワイフもってきた観客いたんだ! なんて書いてあるかよく見えない。
前からシューマッハを例に出して引退後復帰する選手の話をされたりしてたから
自分の戦闘力がもう無いことが現役中に分かるまで続けたかったのかな
体調不良もありついぞ復帰しなかったが
ストーナーは復帰したらどうなるかがしばらくずっと話題にあったし
辞め方としては対称的になったよね
良くも悪くも将来的に
「ロッシが復帰したらあっさり今のmotoGPでも通用して優勝するんじゃないか」みたいな話題はファンからも出ないと思うし
自分のそうした悔いも残らないだろうね
”あの”お人形サンが…当時モノ!?
ロッシがこんな風に語ると少し感傷的になります。
motoGPのシートって貴重だから自分も「若手に譲ってあげて」なんて思ったこともあるのですが反面、こんなスーパースターは居ないわけで矛盾した想いを抱えて観てきました。
でもこうしてロッシが納得する、ってのが自分にとっては最良のシナリオだったように思います。
アプリリア2年目のムジェロで序盤に独走体制を敷くも原田ほか選手を待ってバトルをしようとしたりヤマハ移籍一戦目で勝ってそのままタイトル獲ったり思い出は尽きないですがウイニングパフォーマンスでロッシを超える選手は出てこないんだろうと考えると凄く寂しいです。
頑張りましたよね。もうランキングでロッシより下はスポット参戦みたいな人しかいないんだから。トップになってビリになるまでやれば見る方もやる方も満足でしょう。全盛期にかっこよく辞めるのもいいけどこういうのもいいね。
タイム的に見たら高々ゼロコンマ1秒遅れなんだし、M1マシンを
マッチングさせたら直ぐトップタイム出せるでしょって思ってたら
あらよあらよと最後尾で・・・。本人ももう今のM1マシンで這い上がるのは
不可能と判断しての納得の引退ですし、ただただお疲れ様でしたの一言。
兎に角、MotoGPでは出来る事はやったと思うし、残り二戦ケガ無く
有終の美を飾ってくれたらいちファンとしては満足です。でももしかしたら
残り二戦で節目のポディウムなんて事も淡い夢を抱かせてくれるのが
ロッシだったりするので、最後まで応援しますよ FORZA Rossi!!
ストーナー氏が言ってましたが、バレ氏は右手の操作では今でも最高峰の選手だと。
今のmotoGP機はハードブレーキではなく、コーナーを如何に早く回って速度を上げていくかのライディングに変わってしまったので、電子制御満載の今のmotoGP機では、左手の操作が重要になっているのでしょうね。
速い遅いではなく、感覚の問題だと思います。
2st500で勝負すれば、今でもバレ氏が1番じゃないですかね?!