『バスティアニーニ:ペッコにとって一番迷惑なライダーは僕かもしれない…』
★5月15日(日)、フランスGP モトGPクラス決勝でエネア・バスティアニーニ(ドゥカティ・グレジーニ)が優勝した。
★バスティアニーニ選手は2021年版ドゥカティ機を使用しており、2022年版のファクトリー両選手を抜いて勝利した。
★今シーズンここまでの7戦で3勝獲得し、現在、総合3位(首位とは8ポイント差)である。
なお、今シーズン、2回以上優勝しているのはバスティアニーニ選手のみで、あとは1勝のみである(※クアルタラロー、兄エスパルガロ、バニャイア、オリヴェイラ)。
★バスティアニーニ選手のコメント。
「変な週末でした(笑)。3回も転倒し、昨日なんてマシンも壊してしまったのに、今日のレースでは『ビッグリザルトを取る自信はある!』って感じでスタートしたんですから。」
【その通りになって…】
「ジャック(ミラー)とペッコ(バニャイア)は速かったけど、僕のペースもあの2人と同じぐらいだったんですよ。
レース前半では焦らずに、どこでジャックに攻撃できるかを見定めてから実行しました。ペッコの方は本当に速く、抜くのが大変で…ペッコはブレーキが遅めだから。でも、第1セクターで上手くいきました…あそこは僕の方が速かったんで。
ドゥカティ機はここでの戦闘力が高かったけど、今後もこの調子で頑張っていかないと。」
【バニャイア選手とのライバル関係勃発?】
「良い意味でのライバル関係だと思いますけどね。もしかしたら、ペッコにとって一番迷惑なライダーは僕なのかもしれません…同じイタリア人ですからねぇ。
ペッコがこのままミラーと組んでいきたいって言ってた記事を読んだんですが…多分、僕が(レースで)接近した時なんか、プレッシャーを感じちゃったかもしれませんよね。」
【今回のリザルトは貴方の将来を大きく左右するのでは…?】
「僕はドゥカティ継続で満足だし、このマシンは上手く乗れるんですよね。僕にとっては、ベストオプションでしょう。
どこのチームになるかは分からなくて…2戦後ぐらいにはっきりするみたいだけど、とにかくドゥカティからのオファーは良い内容だし、プライベートチームでも優勝できるんだってところを証明しましたからね。」
【グレジーニチームを出ることになったら、残念に思う?】
「そう言うことはまだ考えてなくって…とにかく、今シーズンのことに集中したいんで。
いずれ決まることだし、今も言った通り、きちんとしたパッケージならプライベートチームでも勝てるわけだから、心配はしてません。」
【総合順位では首位クアルタラロー選手と8ポイント差だが…】
「特に意味ないでしょ…最高のシーズンを送っているんだから。うちは全てにおいて新しいチームだから、僕もスタッフもこう言う風になるとは期待してなかったんだし。
とにかく、もっと上手くならないと…苦手トラックでは苦戦し過ぎだから。
例えば、ヘレスなんかはマシンにかなりの変更を加えたのに、タイムが全然上がらなかったんですよ。多分、僕のライディングスタイルのせいもあるのでしょ…フロントを酷使しすぎなんで、その辺をなんとかしないと。できるだけ早く解決できると良いんですが…。」
【2週間後のムジェッロGPの目標は?】
「きちんとスタートしたいです!去年はできなかったんで…(※サイティングラップ終盤でザルコ選手に追突し、転倒リタイヤとなった)。
好結果を出したいですねぇ…出したことないんですよ。目標は表彰台で、もし優勝争いができそうなら後には引きません。
常に速い走りができるってところを証明できるかどうかが重要なんだから。」
"Forse mi soffre di più perché sono italiano. Il mio futuro sarà in Ducati ma non sono dove, anche con in un team satellite si può vincere el'ho dimostrato" https://t.co/4MERcKchi5 #motogp #eneabastianini #LeMans #ducati #GresiniRacing
— GPOne.com (@gponedotcom) May 15, 2022
(参照サイト:『Gpone』)
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ほんとうに彼は次世代のスターたりえるかもしれない
2021年でもファクトリースペックを与えられてたらとっくに活躍してたかもね
しかしセコハンでここまで活躍されたら立場ないでしょ最新型に乗るライダーや最新型を作ったメカニック
モルビデリがなし得なかったプライベーターチャンピオンを!しかもグレシーニとかたまらん…
あぁ…でもアプリリアのタイトルも見てみたい
今シーズンも面白い
バスティアニーニがするするっと前に出て勝っちゃいました。すごい力持ってますね。いい意味でプレッシャーを感じてないで感じ。同じイタリアンでもVR46のバニャイヤとは健全なライバル関係でいて欲しいですね。シーズン1/3が過ぎたところでタイトル争いはクワルタラロ、アレイシ、バスティアニーニの3人が抜けてきました。まだわかりませんが。成績で言えばバスティアニーニのワークス昇格が順当に思いますが、ドカティの王子として育てたいバニャイヤと両雄並び立つか気掛かりですね。
表彰式裏での様子は和気あいあいとして、マルケスがいなくても自然な感じですね。バスティアニーニがはしゃいでブーツのシャンパンを残り数滴飲まされたミラーとアレイシはお気の毒でした、、。
ワークス、ドカは難しい判断迫られてるね。
ともにno1を目指すチームにするか、あるていと序列の整ったチームにするのか。
ホンダなら前者だけど、ドカの場合は、どうなんだろう。
トビ&イアンノーネ、トビ&ロレンソと共にno1を目指すチーム作りしていた経緯あるけど今や、誰が乗っても成績が残せるマシンになってるから。
あと昨今の経済状況を考えてギャラの問題も。
ミラーがギャラ減額でチーム残留、エネアに多少のギャラアップでワークス昇格。
どっちなんかな?
もうタイトルに名乗りを上げられると思うけど、ただこれからも苦手コースやMotoGP未経験のコースが目白押し これだけはハンディかな これはチーム力でカバーしていこう
2年前のファビオのこともあるし、いま好調でもシーズン半分過ぎないとプレッシャーやら周りの状況の変化もあるからまだ王者候補の1人かな
それでもペッコを抜いた勝負どころの見極めは見事だった
パッケージさえ用意してくれればチームに拘らないってコメントはDUCATIにしては渡に船だろうね
DUCATIとしては真紅のデスモで王者を出したいだろうけどw
どうするかねぇ
COOL DEVIL原田哲也氏を彷彿させるライディングでしたね!
良いリズムで走っていた、フランスではフランチェスコ氏、カタールではポル氏を焦らせたタイヤマネジメント力とライディングスキルは、ここ数年のGPでは見られなかった事なのかなぁと思う。
注・怪我前のマルク氏はそれも超越したバケモンでしたが…笑
グレシーニの大治郎が亡くなったあと玉田が優勝した。グレシーニさんが亡くなったあとバスティアニーニの大躍進。偶然なだけだけど”見えないチカラ”を勝手に感じてます。
ウイニングランで、マーシャルの方がバスティアニーニにドカティのオフィシャルフラッグを渡していましたが、グレシーニのチームカラーに際立って目立っていました。パルクフェルメでも何だかワークスチームへのアピールに見えましたね。