『エスパルガロ:ここのロングラップペナルティは短すぎで、ふざけた話でしょ』
★8月5日(金)、ブリティッシュGPでアレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)がFP1で6位、FP2で5位だった。なお、FP総合も5位である。
★エスパルガロ選手がFP2後、次のように話した。
【今回のレースでクアルタラロー選手が、ロングラップペナルティを実行しなければならないが…】
「このテーマについて話す立場にはなりたくないんですよね…ある意味、僕も関わりがあるわけだから。
タイトル争いの相手であるクアルタラローが、今回のレースでロングラップペナルティを科せられるんですからねぇ。
ただ、ちょっとふざけた話でしょ…ここの場合、それほどタイムロスはなく、最大でも0.8秒程度なんだから。
処罰として、ロングラップペナルティと言うのは悪くないと思うんですよ…なかなか良く出来たペナルティだし、ちょっとした見ものにもなるじゃないですか。
ただ、少なくとも3秒ぐらいのロスになる時だけですよね。例えば、バルセロナみたいに。まだ1分半ぐらいのタイムロスになるなら分かるけど、ここみたいに短いのではねぇ。
ミラーなんて、(ロングラップペナルティを受けても)表彰台争いができるってことを証明してたじゃないですか。
別に僕は、ファビオのことをとやかく言ってるわけじゃないですよ(※2人は友人同士である)。ただ、もう少し均一にすべきだと思うんですよ。
セーフティコミッションの会合で議題にすべきテーマですよね…ここの場合、他のトラックとのギャップが大きすぎるから。」
【ところで、マーヴェリック・ヴィニャーレスがかなり速いようだが…チームオーダーの可能性が出てきた…?】
「マーヴェリックとは一緒に作業をしているんですが…本当に僕に手を貸そうとしてくれてるんですよ。
例えば、今日は僕の前でプッシュしまくってくれて…どの辺で僕がもっと速く走れるかを教えてくれてたんです。一緒にそれぞれのテレメータの比較検証もしました。
僕にとっては弟みたいなもので…マーヴェリックは、今回、アプリリアにライダー部門のタイトルを取って欲しいと思ってくれてるんです。
ピットボックス内でも、皆、僕を支えてくれていて…本当に嬉しいですよ。
ただ、日曜日はそれぞれが自分のレースをすべきだし、今の段階でそう言う作戦を考える必要はないでしょ…早すぎますからね。
金〜土曜セッションで一緒に作業してくれるだけで、僕にとっては大きな助けになってくれてますから。」
【アプリリア機は今回も戦闘力が高そうだが…】
「(ドイツGPでデビューさせた)新カウルがここでも上手く機能してくれてるんです。あと、リアのライドハイトデバイスに関しても一歩前進できたし。
通常、僕はあまり多用はしないのだけど、今回はけっこうあちこちで使っていて…おかげでマシンが安定するんですよね。
ライドハイトデバイスのおかげで、エンジンのポテンシャルをほぼ全て活用できるんです。ほんの数年前までは、せいぜい70%ぐらいしか使えなかったんですけどねぇ。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
ヴィニャーレスが「エスパルガロに手を貸すことができるなら、そうするつもりです」…って言った話は、note『2022 オランダGPまとめ』でどうぞ!
途中までコンセッション使ってたチームがチャンピオン取るのはなんだかなぁとなるんですよね。WECでチャンピオン争いするアルピーヌ見てる気持ちになります。しかしアレイシに報われて欲しさはあります。
今季のヴィニャすでに活躍してるからね
現在チーム部門のトップはapriliaなわけで…
ロングラップはたしかにロスをある程度統一しないと意味ない
確かにロングラップ部分短い。まー、仕方がないですね。
他メーカーが熟成して行く中、アプリリアはついていけるかな。