『ドゾーリ:モルビデッリをトプラク後任としてSBKに?』
★5月22日、トプラク・ラズガットリオグル(26才、2021年SBK総合優勝)が2023年末にヤマハを離脱することを公表し、その数時間後、2024年よりBMWからSBK参戦することを公表した。
★ヤマハのアンドレア・ドゾーリ氏(ヤマハ・ヨーロッパのレーシングマネージャー)が6月1日付け『Gpone』記事で、ラズガットリオグル後任について次のように話した。
【ラズガットリオグル後任については?】
「現在のストラテジーを維持していきたいと思っていて…今年、6選手と契約しているんですが、彼らを成長させてチャンスを提供したいと思ってます。
現時点では他所の選手には目を向けてません。うちの選手の誰かが、トプラク後任に推せるぐらいのポテンシャルを見せてくれるようなら優先しますよ。
ただ、もう3〜4戦の様子を見てみて、まだ時期尚早ならば、他の選手に目を向けます。」
【フランコ・モルビデッリは、ヤマハ・モトGPチームとの契約が今年末に終了するが…SBKに移籍させる可能性は?】
「今のところ、モルビデッリ自身がモトGPに100%焦点を合わせていますからね。
ただ、モルビデッリはセパンの耐久レースでヤマハR1機に乗ったことがあるんですが、その時のことを思うと『SBKで楽しめるだろうにな…』と確信はしています。
モルビデッリがSBK参戦したら確実にトップ争いが出来るだろうし、本人の性格からしてもSBKパドックの雰囲気は向くと思うんですよ。」
★フランコ・モルビデッリが6月1日付け『Auto Sport』記事で、自身の去就について次のように話した。
【調子はどう?】
「(ヤマハの)日本人スタッフや、うちのチームスタッフとも話してるんですが、特に昨シーズン後半から今シーズン序盤にかけて、信頼感がどんどん増しているんですよ。
ただ、それと同時に僕自身が前進し、このままプッシュしていかないと。
自分が駆使していける諸々に関し、僕はかなり自信を持っているんです…去年の逆境のおかげで、人間的にもレーサーとしても成長できたんで。」
【ヤマハファクトリーとの契約は今シーズン末で終了するが…】
「将来についてはっきりするまでは、常になにかしら不安はあるわけで…でも、物凄く不安と言うわけでもないです。」
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
クアルタラロー治療問題については、note『2023 フランスGPまとめ』でどうぞ!
モルビデリがSBKに移籍したら後任は誰になるんだろ。
ロペス、カネット、アルデゲル辺りになるんかな。