MotoGP

ミル『まだ仕上がってはいないが…ただ、ホンダが変わってきている』

『ミール:まだ仕上がってはいないが…ただ、ホンダが変わってきている』

★2月1〜3日までセパンサーキットで、各モトGPチームのテストライダーとルーキー選手によるシェイクダウンが行われた。
(※ホンダ&ヤマハは優遇措置により正規選手も参加可能。)

シェイクダウン最終日、ジョアン・ミール(26才、ホンダファクトリー)が6位タイム(+0.328)を獲得した。

★ホンダはエアロダイナミクス関連で新パーツを投入し、フロント/リア両方に異なる新ウィングが搭載されていた。

★ミール選手が英サイト『Crash.net』のインタビューで、次のように話した。

【貴方は2日目と最終日に出走していたが、両日とも雨により作業が中断されてしまい…】
「2日間ともポジティブだったと思います…大量に試すことができたんで。
どの方向に進むべきか、ちょっと検討する必要はありますけどね…本当に色々なものを試したんで。
現時点で、なにか1つ選ぶことはできないんですよ。」

【今回は2024年版マシンの作業のみで、2台用意されていたが…】
「1号機は去年のヴァレンシアテストで試したのと少し違っていて、2号機はエンジンの特性が違うんです。
2号機のパワーを全て使いこなせなかったんで、今後、前進できるかどうかですね。」

【エアロダイナミクスが刷新されていたが…】
「去年とが全然違いますよね…完全に変わったと言っても良いぐらいで。
ホンダがエアロダイナミクスに手を入れ始めていて…前進しているとこなんですよ。
ホンダの実力は分かっているんで、物凄く期待してます。去年の冬季間以上の作業をしてくれていて、現状を打破したい気持ちが伝わってくるんですよ。
もちろん、気持ちだけではどうにもならないですけどね。」

【これまでと比べて、どう?】
「これまで取ってきたマシン開発の方針は、ここ2〜3年の他のメーカーの方針と同じようなものだったんですよ。
現在、うちは前進しているけれど、でも、開幕戦に向けて仕上がっているとは言えない状態です。
とにかく、大きな変化は感じます…おかげでモチベーションが上がり、自信も出てきてるんですよね。」

★なお、モトGP正規選手によるセパン公式テストは、2月6〜8日である。

(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

 

ITATWAGP | イタたわGP