MotoGP

アプリリア『来年、エスパルガロがいなくなったら大変だ…』アルベジアーノ

『アルベジアーノ:来年、エスパルガロがいなくなったら大変だ…』

★5月23日にアレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)が、今年末でモトGP正規選手を引退することを公表した。

★6月3日にアプリリアは、エスパルガロ後任としてホルヘ・マルティンと複数年契約を結んだことを公表した。

★エスパルガロ選手は引退後、モトGPのテストライダーになることを考えており、現在、ホンダに加入する可能性が取り沙汰されている。

★6月3日、ムジェッロテスト中、アプリリアのロマーノ・アルベジアーノ氏(テクニカルディレクター)が次のように話した。

【アプリリア機の戦闘力は上がっているが、パフォーマンスにムラがあるようで…】
「原因はモトGPでの経験の浅さなんです…他メーカーは何年もの間、データや情報を蓄積しており、また、参戦選手の数も多いですからね。
うちは遅れを取っているので、挽回しようと頑張っているところです…そこが重要テーマになるでしょうね。
他メーカーは参戦選手も多く、プライベートチームにも最強選手を揃えているでしょ…パフォーマンスがイマイチなファクトリー選手もいれば、その代わりに大活躍するプライベート選手もいるし。
うちも、そう言う風になりつつあるところですから。まぁ、うちに限らず、他所も同じような状況ですからね…現在のモトGPは本当に大変なんですよ。
1周0.2秒ロスしたと思ったら、もう下位になってしまうんですから。」

【エスパルガロ選手とホンダのテストライダー契約が、ほぼ決まりかけていると噂されているが…】
「ピットボックスに入って、アレイシの姿がなかったら…私にとっては、本当に大変なことでしょうね。
アレイシがアプリリアに入って、今年で8年目なんですが…もうアプリリアの一部になってるんですから。大損失ですよ。
本当に素晴らしい人材で…まぁ、彼がホンダのテストライダーになると言うなら、本人にその気があるからなのでしょう。なんら問題はありませんよ。
うちでテストライダーをやってくれたら、本当に素晴らしいんですけどねぇ。」

【現在はロレンツォ・サヴァドーリがテストライダーを務めているが、今後のマシン開発については?】
「ロレンツォはモトGPで表彰台を獲得したことはないものの、徐々に経験を積んでいってますからね…良いライダーですよ。
非常に協力的な姿勢だし、好青年ですから。アプリリアのことも熟知していて、技術的なコメントを出せるように学んでいるし…実に上手くコラボできてます。
トップライダーがテストライダー役を務めると言うのも魅力的だが、どの程度上手くやれるものなのか…選手はそれぞれ自分の好みがあるもので、マシンの乗り方もそれぞれですから。
(現役の)トップライダーの乗り方に合うものなのか…それほど簡単ではないでしょうね。
マシン開発は、うちにいるライダー陣で続けていきますよ…主観的な意見も多いが、客観的なものも豊富にありますから。
各契約は今年末に終了するが、とにかく、プロフェッショナルな面々ですからね。」

【F1では技術スタッフ移籍の際、最新情報が移籍先に漏れないよう半年ほどの休暇を義務付けることがあるが…】
「アレイシがライバルチームに移ることになっても、多くの選手同様、常識的な形で移るわけだし…特に心配はしていません。
そう言ったF1式のやり方は、選手相手には難しいと思うんですよ…F1独特のやり方ですからねぇ。
個人の契約の一部なので、モトGPでも適用はできるでしょうし…まぁ、フェアなことだし、意味もあるでしょう。
ただ、契約内容にその手の条項を加えるなら、その分支払わないとならないでしょ。モトGPのメンタリティではないですよね。
もし私に対してアプリリア側がそうした条項を提示してきても、不快には思いませんけどね。会社側が私のことを、『機密情報の保持者』と認識してくれていると言うことでしょうから。」

【ところで、プライベーターの『Trackhouse』チームも、マシン開発に参加するの?】
「昨年、着手したんですが…今年はファクトリーと『Trackhouse』のエンジニア陣の統合に関し、大きく一歩前進しました。
基本的には、1つのチームとして作業をしています…情報交換やテストの機会などもあり、ミゲル(オリヴェイラ)やラウル(フェルナンデス)もマテリアルテストをしていますよ。
もう何年もこうした作業をしているメーカーもあるが、現在、うちは成長中と言うところですね。」

【2027年には排気量が850ccに変わるが…】
「既に各メーカーで作業が始まっているでしょうね…うちもそうですから。
2026年版のマシンは、あまり進化しないでしょうね…皆、2027年版に集中できるよう、(2026年版を)最適化させていくでしょうから。
おそらく2026年春か、もしくはその前から、2027年版マシンのテストが見られるようになるでしょうね。」

(参照サイト:『Motosprint』)
(Photo:Instagram

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POSTED COMMENT

  1. TSU より:

    F1でもドライバーにガーデニング休暇は無いでしょう。
    技術ミーティング参加に制限は付くみたいですが。

  2. きゃめる より:

    アレイシが入った頃は毎戦トップ10すら入れなかった時代。数年経ってもmoto2の選手にオファー出しても断られる始末。これで本当にホンダに行くのか?!レギュラーシート取りの動向より興味深い。

  3. TBN より:

    ある程度のレベルに達したら次世代に任す
    自分はポンコツを叩き直してトップに導く

    育成系のプロビンチャの監督を好むサッカー監督みたいだ

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