『2023 バレンシアGP モトGP スプリントリザルト&トピックス』
★11月25日(土)、バレンシアGP モトGPクラスのスプリントが行われた。
★バニャイア選手は総合首位を固持したが、2位マルティン選手とのギャップは14ポイント差に縮まった。
★ドゥカティ
首位ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)。スプリント9勝目。予選6位に終わったのは、おそらくミシュランのフロントタイヤが欠陥だったためだろう。予選後はピリピリとし、納得できない様子でいたが、スプリントでは超速圧勝していた。
チームメイトのヨハン・ザルコは9位。
5位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、2022年チャンピオン)。グリッド2位スタートながら、第1ラップ終盤では5位に下がっていた。FP2では好ペースを刻んでいたが、スプリントでは無理だった。リアタイヤの選択ミスかもしれない。ライバル陣がソフトを選択していたのに対し、バニャイア選手はミディアムだった。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは17位(2022年総合3位)。
6位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティグレジーニ)。前にいたバニャイア選手はハードブレーキングの名手なため容易に抜くことはできず、リスクは避けた模様。100%抜くことができなかったのかどうかは、本人にしか分からない。
チームメイトのアレックス・マルケスは8位(2022年はホンダLCR所属)。
7位マルコ・ベッツェッキ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー)。
チームメイトのルーカ・マリーニは14位(VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。VR46チーム離脱は公表されたが、ホンダファクトリー加入はまだ。
★KTM
2位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。
チームメイトのジャック・ミラーは12位(2022年はドゥカティファクトリー所属)。
10位アウグスト・フェルナンデス(GASGASテック3、2022年モト2チャンピオン)。
チームメイトのポル・エスパルガロは16位(2022年はホンダファクトリー所属)。
★ホンダ
3位マルク・マルケス(ホンダファクトリー)。第6ラップでマルティン選手を抜こうとし、接触もした。ホンダ機での最後のスプリントに、有終の美を飾った。
チームメイトのジョアン・ミールは棄権(2022年はスズキファクトリー所属)。金曜午前セッションで転倒し、首に強い痛みが出た。
18位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR)。
チームメイトのアレックス・リンスは19位(2022年はスズキファクトリー所属)。
★アプリリア
4位マーヴェリック・ヴィニャーレス(アプリリアファクトリー)。
チームメイトのアレイシ・エスパルガロは13位。
11位ラウル・フェルナンデス(アプリリアRNF、2022年はKTMテック3所属)。
チームメイトのロレンツォ・サヴァドーリは20位(2022年はKTMファクトリー所属)。最下位。ミゲル・オリヴェイラ代役。
★ヤマハ
15位フランコ・モルビデッリ(ヤマハファクトリー、VR46ライダーズアカデミー)。
チームメイトのファビオ・クアルタラローはリタイア(2022年総合2位)。強い走りをしていたが、第6コーナでバニャイア選手を抜いた途端、マシンのコントロールを失い転倒した。決勝でも強い走りができそうだ。
『2023 バレンシアGP モトGP スプリントリザルト』
『2023 バレンシアGP モトGP 総合順位』
(Photo:Motogp.com)
正直、予選の心理戦で集中できずに策に溺れて自滅するかと思ってたから、この走りと集中力は素晴らしいね
抜き難いと言われるヴァレンシアでパッシングの連続、スーツにタイヤ痕までつけて優勝したのは魅力的やね
ペッコは今回と同じ5位ならOKらしいが、勝ちに行って文句無しの連覇を見せつけて欲しいな
転倒したファビオ、明らかに追い回してたディッジャ、スタートをミスったザルコもいるから守りの走りも容易じゃない
とにかく最終戦の決勝まで見せ場を作ってくれたマルティンには感謝
マルティンは強かったですね。決勝でも優勝しか考えてないでしょうし、逆にペッコは5位以内でマルティンの順位を見ながらの堅実な走りになるでしょう。
トラブル無くスッキリとした決着を期待します。
成績を残したい内圧警告を
受けてない勢がチャージしてくるだろうから半端な位置キープはよもやを生みかねんから怖い
さすがのスプリントマスター。この状況でも臆せず行きましたね。
バニャイアは普段なら狙って5位はたやすいだろうが、
今日の決勝の5位は楽な作業ではなくなってしまいましたね。
ディッジャもそうだけど、他のドカ勢はオーダーがなくても
入って行きづらいだろうからそういう意味では楽?
いやいやそう思ってるとこける。
最後まで楽しみ!
圧倒的に強いですね。
チャンピオンシップを考えてセーブしたバニャイヤがかすれて見えます。
スペイン人はほんと情熱的。みんな同じに見えるw
とは言え、バニャイヤは決勝で抑えるなんてことせずに一気に前に出てくるかも。
今までそんなんばかりでしたからね。
みんなを欺いたスプリントだったりして。
ロッシおやぶんにその辺指南されてるかもw
マルティンおめでとう!
予選はフロントおかしかったのかな
ミシュラン云々はともかくメカニックも疲労困憊かつストレスフルでミスがないか心配
プラマックは前からちょっとパーツ脱落ミスとかやらかすから…
あとはフルディスタンスで優勝して天命を待つのみだね
そんでそのチャンピオン争い真っ最中のマルティンの肩にタイヤ痕を付けるまで攻め込んだマルケス
スペイン勢の八百長だ何だ言ってた人はあれをどう見たんだろうか
表彰台が見えていれば転ばせて大顰蹙のリスクも取るし
カタールぐらいの順位ではリスク取りたくないだけだけど
正直どういう心臓してるんだと思った
ヴィニャーレスはYAMAHAだとレース後半のが強かったけどapriliaじゃまだうまくいかないね
KTMも違いを見せてるの今ビンダーだけで
ここでアコスタが活躍できるのか心配になってきた
マルティンがチャンピオンになる条件。
1位:バニャイア6位以下
2位:バニャイア11位以下
3位:バニャイア15位以下
やっぱ優勝しかないかな。
別に未来から来た訳ではないけど、100%マルティンが逆転する。と言い切る。
理由は、これまで幾重のタイトル争いを見てきて、最後こういう展開になったら最後に勝つのは「速い方」だったから。
マルティンが勝てそうな速さを持っていた場合、バニャイヤ以外は誰もマルティンを邪魔しない。そしてバニャイヤの後追い展開の場合、レース中に何回かオーバーテイクが必要になる。しかし、抜きにくいバレンシアではそれも難しい。
タイヤ内圧のペナルティも、タイトル決定戦はコース上で決めるみたいな展開になるから適用されない。バニャイヤに頑張ってもらいたいけど、マルティンが勝ち切る。