『ミール:ホンダ離脱は…僕の場合は間違いだろう』
★ジョアン・ミール(27才)は2019年にスズキファクトリーからモトGP昇格し、2020年にタイトルを獲得した。
2022年末にスズキが撤退したため、2023年よりホンダファクトリーから参戦しており、2024年シーズンの最高リザルトはスプリント9位/決勝11位で、総合21位だった(-487ポイント)。
★先日、ミール選手が英サイト『Crash net』のインタビューで次のように話した。
【この2年間、苦戦し続けているが…】
「正直なところ、このマシンでこれほど苦戦するとは思ってませんでした。早々にリザルトが上がるだろうと確信してたんです。
ところが、どうしたわけか充分に伸びていくことができず…他メーカーから大きく引き離されてるんですよね。多少の進展はあったけど、充分とは言えません。」
【それでも、ホンダと2年の契約更改(2025/2026年)をした…】
「思い通りのポジションにはいないけど、でも、僕個人としては、まだこのプロジェクトのことを信じてるんです…僕らの努力や今後に向けての意欲を思えば、単純に時間の問題なんだと信じてるんで。」
【ホンダ側のアプローチも変わってきてるようで…】
「(ホンダ側が)別の時代なら、これまで通りの姿勢でも上手くやれるけど、現在のモトGPは別物なんだってことを理解したんですよ。ヨーロッパ側やエンジニア陣の助けが必要なんです。
日本サイドはマシン制作やマシンの品質に関しては素晴らしいんですよ…多分、一番でしょうね。でも、純粋なパフォーマンスにおいては、遅れを取ってしまってるんです。
だからこそ、イタリア人やスペイン人のサポートが…欧州メーカーでの経験がある人材が必要なんです。
そうした人材の加入が公表される度に、ホッとしてます。パーソナリティが混ざり合うことで、うちの強みになっていくじゃないですか。」
【1月からはテクニカルディレクターとして、(アプリリアの)ロマーノ・アルベジアーノが加入するが…】
「彼のことはよく知らないんですが…あと、1つ言っておきたいんですが、僕はアルベルト・プーチ(チームマネージャー)とも良好関係ですから。初対面の時から、実にはっきりとした対応を取ってくれてるんで。」
【マルク・マルケスのように、ホンダ離脱を考えたりはしないの?】
「マルクは僕と違い、(自分の実力を)すべて証明してから離脱したじゃないですか…僕の場合、(もし離脱したら)ただ2年間を無駄にしただけって話になってしまうでしょう。
僕は挑戦したいんですよ…ホンダ機を復活させることができたなら、本当に幸せだと思えるだろうから。
(ホンダの作業グループの)技術的、戦略的な経験値は本当に高いですからね…おかげで、こんな状況でも実に上手くやっていけるんだから。
今は開発途上にいるのだし、それを受け入れていかないと。多分、エアロダイナミクスのおかげで、うちの限界点を深く理解しつつあるのかもしれません。
もちろん、転倒多発はマイナスポイントだけど、とにかく、きちんとしたメンタリティでいることが大切でしょ。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
珍しくポジティブ発言!
SUZUKIが復帰したらそっち行って欲しいが
どうかな
転倒多発ライダーと言う事は自覚してるんですな。