MotoGP

ロッシ10位『真の問題はホンダ』2014アラゴンGP


『ロッシ:真の問題はホンダ』

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★アラゴン戦FP2を10位で終えたヴァレンティーノ・ロッシのコメント。

【一体、何が起きたの?】
「上手く行かなかったんですよ…満足してませんね。アラゴンは今までもヤマハにとっては、ちょっと難関コースなんですよ。」

【理由は?】
「リアのメカニカルグリップで苦戦していて…高速でコーナー旋回をするのが厄介なんですよ…そこが家の強味だって言うのに。」

【メカニカルグリップとは?】
「電制制御(で得られるグリップ)を抜かしてって事で…つまり、重量配分とか高さ、サスペンションの調整から得られるグリップの事です。」

【特にアラゴンのコースでは、どうなる?】
「最大の問題はブレーキングで…リアが動き過ぎていて、コーナーへ強く進入しようとすると妨げになるんです。ただ、理由は分かりませんね。コーナー立上がりでスライドしてしまうのは大きな問題じゃない…ミザノでもそう言う事は起きていたが、だからと言って遅くはならなかった。とにかく、理由はセッティングにあるとみてるんですが。」

【なにか手を加えてみた?】
「色々と変えてはみたものの、それほど解決はしませんでした。とにかく、データ収集して、どっちの方向に進むかを見極めるのが重要だったんで。」

【ロレンソ選手が、一度セッティングを元に戻してみるのが良いのではと言っていたが…】
「打開策になるかもしれませんね。シルヴァーノ(ガルブゼラ、チーフメカニック)も状況を分析している最中なんです。テストで使ったセッティングを試してみるのも一案だけど、それが最適とは限らないし。今日の気温はテストの時より15度も低いし、リアタイヤはカーカスが固い方のものだし。それで苦戦してるんですけどね。もうちょっと暑くなってくれれば助かるんだが…日曜日は天気は崩れるようだしね。」

【タイヤのせいもある?】
「タイヤの比較もしてみたが、そうと決めるのは難しいでしょうね。リアのハードタイヤは悪くないんが、加速では滑り過ぎるし。今日の順位は嬉しくないですよ…トラクションを向上させなければ。堅めのコンパウンドだと、まだ苦戦しすぎてしまっていて。」

【予選はどうなりそう?】
「2列目が取れたら、もう良い方ですね。」

【ドゥカティ勢が、そうさせてくれる?】
「ここまでのレースで、ドゥカティはかなり改善されてきてますよね…ここは、あのソフトタイヤも1周タイムを出すのに助けになってくれてるし。驚いてはいませんよ。直線コースではいつも速いようだったが、今やエンジンの特性も変えられたんでしょ…もっとソフトになってね。そうなると、燃料を多く使えるのも有利になるでしょう。ただ、ペース面ではうちと同じレベルだから。問題はホンダの方ですよ…唯一1分48秒ペースで走れるし、ここではダニ(ペドロサ)が最強だから。」

【来年に向けヤマハM1機には大変更が必要なのでは…】
「うちのエンジンは、10年前は末端プロジェクトって感じだったが…ヤマハではコンスタントにそれを改善してこれたから。少なくとも、あと2年はこの方向で進めていけると思ってます。洗練させていく作業になるんだろうし…大変更にはならないでしょう”.」
2014年09月26日Gpone記事参照)



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