『ルイス・サロム葬儀、2000人が参列』
★6月8日(水)、ルイス・サロムの葬儀がパルマ・デ・マヨルカの大聖堂で執り行われた。
★多くのファンや一般ライダーなど2000名以上が参列するなか、2輪レース業界からもホルヘ・ロレンソやマルケス兄弟、ダニ・ペドロサ、マーヴェリック・ヴィニャーレス、エスパルガロ兄弟、ティト・ラバト、アレックス・リンス、ホルヘ・ナヴァッロ、フリアン・シモン、エミリオ・アルサモーラ、ホルヘ・マルティネス、シト・ポンス、アルベルト・プーチ、アレックス・クリビーレなど大勢が駆けつけた。
また、カルメロ・エスペレータ(ドルナ代表)、ヴィト・イッポリート(FIM代表)も参列した。
★この他にプロテニス選手のラファエル・ナダルや、テコンドー選手のBrigitte Yagüeも参列していた。
★サロム選手の母親マリア・オラーチさんは毎レースに帯同していたのだが、生前、サロム選手はマリアさんの髪を指で梳くのが好きだった。このため、マリアさんは7日(火)の通夜の最中に髪を切り、サロム選手の指の間に挟めるように供え、翌日の葬儀には短く刈り上げた姿で参列した。
★葬儀の最後には約2000名のライダーらがマシンに『39』のステッカーを貼り、町中で追悼パレードを行った。
★事故直後、マヨルカ島でサロム選手のご家族が営んでいる店舗の前には、近隣住民により蝋燭や花束を供えられた。
★サロム選手はロードレース世界選手権史上46人目の死亡事故犠牲者であり、その前は2011年セパン決勝戦におけるマルコ・シモンチェッリだった。
★サロム選手の転倒原因は『普段とは異なる操縦をした』際に、路面の陥没によりグリップを失ったためと公表されたが、事故直後、ヴァレンティーノ・ロッシはマシンの技術トラブルが原因ではないかと話していた。
6月3日(金)、事故直後のロッシ選手のコメント。
「(サロムは)奇妙な場所で転倒してるんで、マシンの故障じゃないかって思えてきてね。コーナーを曲がることもできなかったって話でしょ。まるで故障でもしたかのように真っ直ぐ進んで行ってねぇ。」
【(事故の起きた)第12コーナーは曲がりきれずにコースアウトした場合、バリアまでの距離が短いが…】
「確かにそうです。ただ、今回の事故は特殊でしょ。通常のスリップ転倒の場合は走行ラインが違うから。それだったら、あのエスケープゾーンで充分なんですよ。なぜ、サロムが真っすぐ行ってしまったかですよね。聞いた話によれば、自分でマシンから飛び降りたんだとか。でも、自分のマシンに衝突してしまった…。」
★事故が起きた際、サロム選手に後続していたミゲル・オリヴェイラが事故直後、次のように話していた。
「実際のところ、大して見てはいませんでした。僕ら、一緒にピットレーンから出て、T4セクターで彼がプッシュしだしたんです。そうしたらコーナーが始まる少し手前でサロムのフロントが流れて…その時もまだかなりのスピードが出ていました。
あの事故はけっこう奇妙な感じでした。何が起きたのかはまだ分かりませんが、(サロムが)バリアの方にぶつかって行くのは確かに見ました。その後のことは、あまり見ていません。」
(2016年06月08日『Mediaset』記事参照)
(2016年06月09日『Motorsport.com』記事参照)
(2016年06月09日『Gpone』記事参照)
(2016年06月03日『Gpone』記事参照)
(2016年06月03日『Gpone』記事参照)
(2016年06月08日『Corsedimoto.com』記事参照)
(2016年06月03日『Moto.it』記事参照)
(2016年06月03日『AS』記事参照)
(2016年06月09日『AS』記事参照)
(2016年06月03日『AS』記事参照)
(2016年06月09日『AS』記事参照)
ルイス・サロム選手のご家族、ご友人の皆様に心よりのお悔やみを申し上げます。
やっぱり最初に事故映像を見て思った??が消えないなぁ。
ロッシもマルケスも事故直後のコメントで
「奇妙な」と言っているし、
自分でマシンから飛び降りたという証言も最初のほうにあった。
事故後のチームの検証ではマシンには問題ないと発表されているけど
実際のところどうなんだろう??
自らマシンから飛び降りるってのは
スロットル異常かな。
去年の8耐のストーナー事故もスロットル異常だったし。