ホンダ完全否定『ロレンソは100％ホンダに残る』アルベルト・プーチ

『プーチ：ロレンソは100％ホンダに残る』

★8月8日（木）、オーストリアGPのパドック内にホルヘ・ロレンソ（ホンダファクトリー）のプラマックチーム移籍の噂が広がった。

★同移籍話はドゥカティのジジ・ダッリーニャ氏（ゼネラルディレクター）がイニシアチブを取って進めている。

★同件について、ホンダのアルベルト・プーチ氏（ホンダHRCチームマネージャー）が次のように話した。

【ロレンソ選手がプラマックに移籍してドゥカティ復帰を図るのではと言われているが…】
「私は何も知りません。ロレンソはホンダと2年契約を結んでるんですからね。ホンダとの契約は2020年12月31日までなわけです。その前に切れたりはしません。それが全てでしょ。」

【もしロレンソ選手が『ホンダ機は無理だ』と言っても、なにがなんでも引き止める？】
「どうですかね。この一件について信じる気持ちにはなれません。ロレンソ本人の口から聞かない限りはね。もしそうなったら、検討はしてみるでしょう…状況なり理由なりについてね。
ただ、私はロレンソ本人からも、ロレンソのマネージャーからも何も聞いてないんだから。契約通りに行くと言うことでしょ。
ロレンソはやる気満々でホンダに移ってきたのだし、ホンダも大いに喜んで迎え入れたんです。
契約を破棄するような理由はどこにもありませんね。」

【（ホンダ離脱の）理由は好リザルトが出ないことなのでは？】
「確かに出てませんね。今のところ、ロレンソとホンダ機のコンビは上手くいってないから。ただ、それが契約破棄の理由にはならないでしょ。
ホンダはロレンソのポテンシャルや経歴、マシン開発能力を踏まえて契約したのですから。
我々はこのプロジェクトをいまだ信じてますから。」

【この数カ月間、ロレンソ選手のモチベーションが落ちていたのでは？】
「ありませんね。信念に揺らぎはなかったし、常にモチベーションは維持してましたよ。己の道をまっすぐに進み…まぁ、我々が進んでいる道とは異なっていたかもしれませんけどね。
あと、あいにく、ケガが多かったじゃないですか。転倒が続けば、考えも多少変わるものだから。」

【復帰はいつ頃？】
「シルヴァーストンは確実でしょう。医師団と話したところ、シルヴァーストンGPは大丈夫だろうと言われました。彼らの言葉を信じますよ。それを覆すような情報も特にありませんしね。」

【復帰後のロレンソ選手にはどれぐらい期待できそう？】
「難しいでしょうね。ブランクが長いから。」

【ロレンソ選手の戦闘力が上がるには、どれぐらいかかりそう？】
「これまでかなりの作業を重ね、エアロダイナミクス関連では多くの改良を加えました。
ロレンソも最初の頃に比べれば良くはなっているのですが、あいにく、転倒が重なったせいでね。コンスタントにマシンに慣れていくことができないんですよ。」

【ホンダ機で速く走れるようにはならない？】
「私はなると思いますよ。バルセロナ決勝戦でのあの2周を見たらねぇ。」

【しかし、たった2周だけでは…】
「それはそうだが、しかし、上手く走れなければ2周だって無理ですからね。
あの2周を見て、ホンダ機でも速く走れると思いましたよ。」

【元ライダーとして、あのマルク・マルケスと同じマシンでチームを組むのは不可能なものだと思う？】
「マルケスのようなライダーと組むのが複雑であると言うことは確かでしょう。みごとにバランスの取れたライダーですからね。決して諦めないタイプだから、マルケスを倒そうと思ったら大きなリスクを負うつもりでいないと。
それができないならば、倒すことは不可能でしょう。」

（参照サイト google 翻訳：『Moto.it』）

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