ドヴィツィオーゾ『予選続行を希望した選手は自分のメリットのみ考えてる』2019フィリップアイランドGP

『ドヴィツィオーゾ：予選続行を希望した選手は自分のメリットのみ考えてる』

★10月26日（土）、フィリップアイランド戦 モトGPクラスの予選が強風のため中止された。

★まずFP4の最中にレッドフラッグで中断され、レースディレクションに選手らが招集されて緊急ミーティングが開かれた。話し合いの結果、モトGP予選は27日（日）午前に行われることとなった。

★予選中止はライダーによる多数決（19対3票）で決まった。なお、反対したのはマルク・マルケス、ポル・エスパルガロ、ヨハン・ザルコ（その後、賛成に撤回）だった。
（※反対派にはリンス/ミラーも加わっていたとする記事もありました）

★アンドレア・ドヴィツィオーゾ（ドゥカティファクトリー）のコメント。

「予選中止に反対した選手がいたことには驚いてません。
セーフティコミッションは素晴らしい組織だし、こう言うものができてくれて、なおかつ、その一員になれて嬉しいですよ。
安全向上のため、ライダーの意見を取り入れて物事を決めてくれるんですからね。
ただ、最近、ちょっとマズいんじゃないかなって思うことがあって…。個人の損得勘定だけで特定の方向に話を進めたがる選手が複数いるんですよね。
客観的に判断しなければならない時ってあるじゃないですか…どんなメリットがあるかなんて考えないでね。
なぜセーフティコミッションと言うものがあるのかを、きちんと理解した方が良い選手が何名かいるんですよ。
時には、一歩下がってみることも必要だと理解すべきなんですけどね。」

【予選中止に反対していた選手は、自分のメリットしか考えていなかったと？】
「自分の都合で、そう言ってたのは明らかでしたね。」
（※マルケス選手の反論はこちら）

【モト2/モト3では話し合いのチャンスもなく予選決行となっていたが…クラスにより優劣があると言うこと？】
「もっとも質問だし、興味深いです。ただ、その質問はもっと然るべき相手にしないと。その点について、僕は特に意見はありません。」

【フィリップアイランドＧＰを10月に開催するのが間違いだろうと言う意見もあるが…】
「あまりそう言う話題は出ませんけどね。ただ、その点について僕らライダーに大したことはできないんで。多分、今日みたいなことがあると開催日変更の可能性が多少は出てくるのかもしれませんね。シーズン序盤に持って来るとか。まぁ、絶対にそうなるってわけではありませんけどね。
もう少し気温が高ければ助けにもなるわけで…ただ、風に関しては大して変わりませんけどね。」

【今日、予選を決行するのは本当に無理だった？】
「風が強いだけなじゃなく、方向が定まってなかったんですよ。
全選手、今日のコンディションで操縦することは出来るけど、マシンをコントロールし切れないんです…何が起きるか分かりませんから。
各セッションの開始前に風の方向を確認し、僕の方で合わせるようにしてるんですが、今日は無理でしたね。」

Dovizioso: "Chi voleva correre pensava solo ai propri interessi": Andrea attacca i dissidenti fra cui c'era anche Marquez: "a volte bisogna fare un passo indietro e pensare alla sicurezza" https://t.co/GON6L4qOB9 pic.twitter.com/oANUhFYLYw

— gpone.com (@gponedotcom) October 26, 2019

（参照サイト google 翻訳：『Gpone』）

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