マルケス談『弟がホンダ入りしたら？』2019バレンシアGP

『マルケス：弟がホンダ入りしても他のライバルと同じこと』

★11月16日（土）、ヴァレンシアGP予選でマルク・マルケス（ホンダファクトリー）が2位だった。なお、FP総合2位で予選2直行だった。

★マルケス選手のコメント。

【弟アレックス選手がチームメイトになる可能性が急浮上しているが…】
「昨日も言ったとおり、それを決めるのは僕ではなくホンダですから。あと、アレックスの意思も重要だし。
確かに候補者リストには入っていて…それについては鼻が高いですよ。ただ、候補は他にもいますからね。」

【マルケス選手のチームメイトともなれば、のんびり構えてもいられないわけで…】
「ホンダが難しいマシンだと言うことは周知の事実だし、それでモトGPデビューをし、しかもファクトリーチームともなれば責任重大でしょう。
実際、これまで断ったライダーだって何人かいるわけだし。だからこそ、アレックス本人の意志も重要だと言ってるんです。」

【マルケス選手は弟がチームメイトと言うのは嬉しくないもの？】
「とにかく、僕はプロですから。もし実現したとしても、あくまでもチームメイトはモト2チャンピオンであって弟ではないから。
最初のチームメイトはペドロサで、その後はロレンソになり…来年は誰になるのか分かりません。
どちらにしろ、僕はタイトル獲得を目指して努力していくつもりだし、それ以外のことには興味ありません。」

【本当に腹を割って話している？】
「まず第一に、チームメイトが誰になろうと僕にとってはライバルですから。
そして、もちろん、弟にとってベストな結果になって欲しいと思ってます。自分にとって大切な人のことは常にそう思いますよ。当たり前のことでしょ。」

【弟アレックス選手に何かアドバイスはしている？】
「全然話してないんですよ。ここヴァレンシアには最終戦を楽しもうって言って入ったわけだし…少なくとも、僕のほうは楽しめてますけどね（笑）。
どうするのが最善かは、エミリオ・アルサモーラ（マルケス兄弟のマネージャー）やホンダ幹部陣が考えることだから。僕の方では面談なんかがあったのかどうかさえ知りません。」

【しかし、マルケス選手は『弟はもうホンダ機を乗りこなせる』と言っていたが…】
「それぞれ自分の道を進み、自分で選択していかないと。僕が言ったのは、ホンダにはベテランか若手ライダーか…2つの選択肢があると言うことでね。」

【もしマルケス選手がホンダのチームマネージャーなら、誰を選ぶ？】
「モトGPのチャンピオンライダーですかね（笑）！
まぁ、誰にするでしょうかねぇ…判断材料は山のようにあるから。アレックスは僕のことは必要としてないんで…実力はトラックで証明してますからね。
僕にも、なにかを無理強いするような気持ちはありません。プロなんですから。とにかく、アレックス本人が何が自分にとってベストなのかを決めなければ。」

【まったく干渉はしないと？】
「（弟は）自分の道を進まないと。僕ではなく本人が最もベストだと思う道をね。僕とはまた違うビジョンがあるのかもしれないし…自分で決めた方が良いでしょ。
もう23才なんだから、どう言うプロジェクトを望んでいるのか自分で考えていかないと。」

【ちなみに、日曜レースに向けては？】
「理屈からすると、優勝争いのチャンスはあります。今日の予選であんなにクアルタラローに接近していけるとは思ってなかったんですよ。
クアルタラローとヴィニャーレスがメインライバルって感じだけど、ミラーも入れておかないと…序盤ラップは特にね。」

Marquez: "Alex in Honda con me? Sarebbe un rivale come un altro": "Sono un prefessionista, il mio obiettivo è solo quello di vincere. Mio fratello dovrà decidere il meglio per sé: la RC213V non è una moto facile e la pressione è tanta" https://t.co/i2N9NYavC3 pic.twitter.com/BVBZfXXetq

— gpone.com (@gponedotcom) November 16, 2019

（参照サイト google 翻訳：『Gpone』）

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弟アレックス選手が七光り呼ばわりされて大変だったって話は有料閲覧『note』で!!