『2021年ライダー・ラインナップ考察』
★ジョヴァンニ・ザマーニ記者(イタリア衛星放送『SKY』レポーター)が各モトGPチームの選手ラインナップについて、自身の考察を以下のように綴った。
[ ドゥカティ編はこちら ]
・ヤマハファクトリー(クアルタラロー100%、ヴィニャーレス100%)
ヤマハでは既に2019年12月に選手ラインナップを決め、2020年1月、セパンテストの前に公表している。
ファビオ・クアルタラローおよびマーヴェリック・ヴィニャーレスは共に、2021/2022の2年契約である。
ヴィニャーレスはこれまでヤマハで浮き沈みの激しい3年間を過ごし、6回の優勝を獲得しているものの、重大なミスもいくつか犯している。
・ヤマハ・ペトロナスSRT(ロッシ95%、モルビデッリ95%)
いまだなんら公表されていないが、同チームの選手ラインナップはヴァレンティーノ・ロッシおよびフランコ・モルビデッリで確定している模様。
モルビデッリに関しては本人もチームも継続を希望しており、なんら問題はないが、ロッシの方はやや複雑な状況となっている。ただ、それは、ロッシ自身が現役続投か引退かを慎重に検討したいと言うだけの話なのだが。
ロッシは2020年の序盤5戦のリザルトで判断したかったようだが、不可能だった。結局、多少の躊躇はあったものの、ファンのためにも続投を決心した模様。
つまり、同チームに関してはほぼ決定しており、あとは公表するだけと言う状態である。
・スズキファクトリー(リンス100%、ミール100%)
アレックス・リンスもジョアン・ミールも、2021/2022年の2年契約が既に公表されている。
・KTMファクトリー(ビンダー100%、ペトルッチ100%)
ブラッド・ビンダーが契約更改されることに疑いはない。また、ダニーロ・ペトルッチの加入も、もはや確実だろう。
ペトルッチにとって今シーズンは、モトGP残留が決定したなか、ドゥカティでの最後のシーズンに落ち着いた気持ちで実力を発揮していく場となるだろう。
・KTMテック3(レクオナ90%)
イケル・レクオナに関しては、2021年に向けて契約更改されるだろう。ただし、ミゲル・オリヴェイラは可能性が低い。すべてはファクトリーチームの政策次第だ。
例えば、ペトルッチがファクトリー100%サポートのもと、テック3から参戦すると言う可能性もあるのだ。とにかく、セカンドライダーに関しては、ファクトリーのライナップ次第となるだろう。
[ 完 ]
(参照サイト google 翻訳:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
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オリヴェイラが契約更改の可能性低い?どうして?