『マルケスvsバニャイア、シャンパンファイト是非論』
★10月3日、アメリカズGP決勝戦でマルク・マルケス(ホンダファクトリー)が優勝し、フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が3位だった。
★表彰台でバニャイア選手はシャンパンファイトに参加しなかった(下Instagram動画)。
バニャイア選手のコメント。
「(ディーン・ベルタ選手が亡くなったばかりの)ヴィニャーレス家のことを思うと、シャンパンシャワーはするべきではないような感じがしたので…。」
★その後、ネット上で「バニャイアに比べ、マルク・マルケスのシャンパンファイトはやり過ぎだった」と言う批判コメントが相次いだ。
★マルケス選手がそれらの批判に対し、次のように説明した。
「亡くなった方々のために勝利は祝わなければならないものであり、決して非礼にはなりません。
表彰台に上がった時、ヴィニャーレスの亡くなった従兄弟のことや遺族のことも考えてました…僕が8才の時から、知っている方々なんですから。
そして、ニッキー・ヘイデンのことも思い出していたんです…アメリカの人気ライダーであり、本当に素晴らしい選手だったから。オースティン勝利と言うのは彼らにとっても素晴らしいことであり、そして、前を見て進んで行くと言うのは大切なことだと思うんです。前を見て進むと言うことは、つまり、勝利を祝うと言うことでもありますから。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(Photo:Instagram)
ドゥカティはバニャイアを逃してはいけないって話は、『サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPまとめ』でどうぞ!
どちらの考えもある。
上がる前に2人に話はしなかったのかな?
胸だな。
確かに
相変わらず低俗だな
ポチですね。
危険は隣合わせ、仲間や自身に悲劇が訪れるかもしれない
でもサーカスは何も無かった様に巡るってのがGPですよ。
静かに悼む、普段通りに振舞うのが手向け
どちらも間違って無いですね
葬儀で笑顔はNGってのが一般的なマナー。
でも、故人の性格や意思によっては、笑顔で見送るからね。
故人への想いは人それぞれだし、どっちも間違ってない。
クアルタラロは…ただ祝ってただけのような気がするけど。
性格の違いが如実に表れてるね〜(笑)
この状況でマルケスだけ批判されているのですか?クアルタラロも同じテンションで祝っているように見えますが。批判がフェアなのかどうかの話です。
ディーン・ベルタ・ビニャーレス選手の件についてマルケスは、哀悼の意を表するとともに、カテゴリー増加によって特に若手ライダーのリスクが過去より多くなっている事の危険性についてメディアを通して指摘しています。
怪我が治りきっていない我慢のシーズンで2回目の優勝を果たし、ポディウム(葬儀でも追悼の場でもない)でそれを喜んでいるだけで叩かれる・・・。ちゃんとニッキーの事も思い出してお祝いしているのに。
こればかりはマルケス責めるのはおかしい気がする。ペッコの言うことも間違いではないが、低俗とか言うのは了見狭いと思います
すぱおーさん>
低俗って言うのは記事に対してではなくて
私のコメントの前の奴に対してです
読み取れませんでしたかね失礼
シャンパンファイトの是非は、当事者がどう考えているかの問題で、外野がケチつけるようなことじゃないですね
マルケスの事をどうこう言ってる人達も
GPを楽しんで見ましたよね?
故人への想い方
遺族への配慮は人それぞれだよ
しかしヴィニャーレス家はレーサー家系
事故翌日のSBKもヴィニャーレス家の意向で開催となった
SBKライダー達は「ヴィニャーレス家が中止してくれと言うのなら走るつもりはなかった」と表明する気持ちを汲んでいた
自分の子や甥を失ってもレースを開催して欲しいというのが一家の意向だったわけです
幼少期から一家と付き合いのあるマルケスは見事優勝してみせた
そして優勝すればそれを全身で表して喜ぶのは当然
それはヴィニャーレス家の望むレースの日常の延長にあるものでしょう
一方で表彰台で喪に付したペッコの対応も選択の一つ
ただし個人的な見解を加えるとペッコは感受性が強いからか
そもそもがひどくナーバスだったと思う
イタリアGPでmoto3ジェイソン・デュパスキエが亡くなったレースでも
「まともな精神では走れず転倒した」とコメントしていた
トップを走っていたのにも関わらず
どちらが良い対応なんて優劣はつくわけがない話だが
つけたがる人はいるのだろう
個人的に心配なのはよりナーバスになってしまうペッコのほうだった
当然精神不安で運転すれば転倒や事故のリスクは大きくなる
アメリカでは表彰台に上がれたが路面の問題も有りイタリア同様に転倒してもおかしくはなかったのかもしれない
しかし欠場をすればチャンピオンシップはそこで終わってしまう
路面や精神状態がどうあれファビオが出るなら出ないわけにはいけなかった
ただチャンピオンシップで精神状態が揺れるだけならともかく
本来なら欠場したいぐらいの外的な要因があるとき出場しなきゃいけないのはキツイね
当然親族の不幸で出場しなかったマーベリックも選択の一つで尊重される
93年に坂田、原田は戦友を亡くした中で弔いの中優勝し、涙で表彰台に立っていた想いはそれぞれで外野は見守ってあげましょうよ